心学「目の前」
今、目の前にある「為すべきこと」を面倒がらずに行動する。しかし、この時に先を読む「智」を思い浮かべ、軽はずみな言動を慎むこと。
軽はずみな言動を行う人間ほど、失敗や、問題を起こし易い。目の前にあることは初めから目の前にあったわけではない。
遠い先にあったことが徐々に近づき、そして目の前に立ち塞がるようになる。その時に準備や心構えができていれば、然程問題は起き難いが、何も準備をしないでいると慌てふためく。
人生、時の流れによって多くの問題が流れて来る。その問題は自分自身に起きる試練であり、心が成長する好機でもある。
天地自然の道理に従い、自分に足りないものを与えに来る。本来ならば感謝すべき試練ではあるが、その試練の必要性を理解していない為に、目の前で焦り迷う。
遠い先にある「目の前」はやがてすぐ膝下にやって来る。いつまでも先にあるのではなく、すぐに目の前に来る試練となる。
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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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