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2020年06月29日03:38

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心学「焦らない」

心学「焦らない」

成功も失敗も急には来ない。ただ、速度的には失敗の方が坂道を下るのと同じでやや速度は速い。また、この坂道の角度にも差があり、急な坂道であれば、速度も速くなる。

この坂道は自分自身の心を鍛えると同じで、角度を変えた坂道が何度でも訪れる。その時こそ心を鍛錬する好機と思えば良い。坂道を上るにも時間と労力を要する。

この時こそ焦ることなく、一歩一歩を踏み締めて進む。焦る人間ほど歩数を変えて上り、途中で倒れる場合もある。

焦ることなく、今、目の前にある「為すべきことを成す」の一歩が肝要。

その一歩こそ焦ることのない一歩である。焦って順調に進んだ例は少ない。まずは焦る自分を創らない。進む前に自分の歩幅、体力、距離、角度を計り、無理無駄のないようにする。

そのくらい慎重にしても躓く場合もある。人生には多くの波が押し寄せ、多くの坂道を乗り越える。それを乗り越えてこそ、自分に相応しい人生を創ることができる。

如何なる人間にも平坦な道はない。ただ、平坦に歩んでいるように見える人間はそれらの前に荒波や坂道を乗り超えている。

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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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