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2020年06月06日03:34

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心学「楽天」

心学「楽天」
 
楽天という企業があるが、その社名である楽天は四書五経「易経」にある「天を楽しみ、命を知り、故(ゆえ)に憂えず」が出典である。

意味は天命を自覚し、それに安んずれば、くよくよすることもないになる。日本企業の社名には四書五経から出典が数多くある。

社名を通して繁栄を願う思いであろう。楽天は後に「楽天家」など気質の人間にも用いられ、2500年の間、人間の願いが篭った言葉である。

日本の元号も同じく四書五経からの出典が多い。企業名や個人の姓名なども「願い」が多い。その願いの主体は繁栄、延命長寿、幸福、成功、安全、正義、裕福などの祈願が多い。

自分自身の名前もそうであり、周囲の人間や肉親が考えた名前である。その名前こそ自分自身の未来を願うものである。名前の通りに生きることはまさに孝行であり、自分自身の務めかもしれない。

普段見掛ける企業などの名称を分析するのも楽しい。しかし、最近、意味のなさない横文字が多く、読み難い、内容が掴み難いなど、自己満足の社名に困惑する。

社名は老若男女全ての人が理解できて繁栄がある。あまりこだわった社名は避けた方が良い。特に年配者が理解し難い、読み難い社名は繁栄が半分になる。

若い世代のみ対象ならば良いが外国人でも理解できる名称が好まれるはず。

日本人が好きな造語の大半は自己満足が多い。社名にはそれぞれ為すべき責務があるはず。

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