心学「複雑」
物事は複雑に考えない方が良い。それは雑になるからである。しかも複数の雑になる。反対に物事を単純に考えることは良い。
それは一の純粋になるからである。単とは一つの意味、複数とは反対になる。複雑に考えれば雑になり、単純に考えれば純になる。
世の中や機械など複雑な事象や組み合わせは多いが、人生における諸問題は複雑に考えるより単純に考えること。単純なほど、組み合わせやしがらみが少ない。
問題の始まりは複数ではなく、まず「一」から始まり、複数の「二、三、四、五」と広がって行く。複雑になる前の段階は単純、その単純の内に解決や処理を行うのが良い。
時間が経てば経つほど複雑になり易いので、早めに処理することが良い。複雑な事ほど中身は雑になる。その天地自然の万法「純」と「雑」の違いを知っておくことが良い。
人間の性格によっても多少異なるが、面倒臭がりの人間ほど問題が複雑になり、解決や処理に困っている。面倒臭がりを直すには、面倒になる前の単純な内に対応し、面倒臭いを創らないことである。
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心学者 仁学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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