心学「道理」
自分の言動に道理が適っているならば、他人の批難を怖がることはない。それは自分ではなく、相手に欠点があり、その欠点を消す為に他人を批難することが多い。
道理は「正しき道筋」であり、自分に恥じることはない。他人の批難に心が揺れ動かされるのは自分に自信がなく、心が安定していないことである。
天地自然の道理を理解し、自分の心に道理が通っていれば、相手の批難を心の学びとして、相手の劣等感を責めず、自分自身の栄養として利用すべきであろう。
太陽は東から昇り、西に沈む。これを批難する人間はいない。これが天地自然の道理であるから自分自身が正しいと思う道理を曲げなくとも良い。
ただ、自分の心に道理があるのかを常に確認する必要はあり、もし、道理がなければすぐに心を改めて、道理が通るように心掛ける。
自然界は全て道理が通った中で動いている。草樹や動物は道理の中で生きて、自然と一体化している。人間の心身もそうでありたい。
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心学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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