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2020年02月19日04:59

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心学「人間性」

心学「人間性」
 
人間、順風満帆の時には人間性が観え難いが、苦楽時には人間性が観え易い。これは順風満帆の字にあるように、その船は風に帆をなびかせて進む。

ところが風も止り、波風が立てば、船頭や漕ぎ手の腕に依る。

船頭が慌てふためき、漕ぎ手も落ち着きがなく、船が進まなければ、目的地に着かない。これは人間の心と同じである。自分の心と云う船頭、漕ぎ手と云う言動が揃って進まなければ、人生の目的地に着かない。

順調な時は人間誰しも調子が良い。しかし、辛苦の時には心の中にある思いが表に出易い。辛苦の時こそ、その人間を観ることができる。ということは、自分の人間性も辛苦の時に観られていることになる。

人間性は普段自分の心で「思うこと」の積み重ねである。その思う心の中に自分自身を修養する徳目があれば、辛苦を乗り越えられる。

自分自身を育てる力があれば、「仁・義・礼・智・信」五徳を修めることができる。その五徳によって心の迷いや悩みを軽減することで人生の道も歩き易い。

常に自分の人徳や人格を高める心掛けを忘れないように。

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