心学「考えない」
考えても仕方がないことは考えない。もしくは角度を変えて考え直す。いくら考えても、良い方向性が観えない場合は、それは一旦考えることをしない。
山間から夕陽を観ようと思ったが、山や森林が邪魔で観えない場合、そこに居続けても夕陽はいつまで経っても観えるわけではない。観えるようになるまで場所を変えれば良い。
人生も同じ、いくら考えても良い答えが出ない場合は、考え方を変えてみる。自分がこだわり過ぎて、考え方を変えていない場合が多い。
それは山間で初めは観えていた夕陽も山の樹木が生い茂り、観えなくなることと同じ。それは時の流れで自分の考え方も通用しなくなったことになる。
考え方は時の流れ、角度を変えれば、観えなかった事象も観えるようになる。こだわりや古い考えを改めることも必要。草樹は常に新鮮さを求め、天地自然の万法に従い、散ることや枯れることを厭わない。
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心学者 円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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