心学「自分だけ」
人間、誰しも自分自身が一番可愛い。自分自身が最も大事である。しかし、それは自分だけの範囲での幸福だけである。より自分を大事にしたい、より自分は可愛いと思うならば、自分以外の人間を思いやる「仁」の心を持つこと。
これは自分の心に蒔く種を百とすれば百の内七十か八十は収穫できるだろう。しかし、他人の心に蒔いてあげれば百の内十か二十は「義」「礼」の思いで自分に分けてくれる。その分、自分自身の幸福が増えることになる。
これが一人や二人でなく大勢の人間ともなれば、より多く幸福が分け与えられる。
人の心には「仁・義・礼・智・信」の心が働く。自分だけの幸福より、他人の幸福を願い、実践することでより幸福の実を結ぶことができる。
「自分だけ」と云う思いは「自分だけ」で終わり、それからは広がらない。「人の為」と云う思いは、「自分の為」になって返って来る。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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