心学「不動心」
人間として守るべきこと、為すべきことをしっかり成していれば、如何なる道を歩いても、迷うことなく、道理の徳を知り、実践して行けば、自分自身の心を保つことができる。
しかし、それに反して守るべきことを守らず、為すべきことを成さず、道を迷い、道理の徳を蔑ろにして、何もせず、愚痴ばかり言う人間は、自分自身を保つことはできない。
心を保つことができれば、「富」「財産」「権力」「外見」「贅沢」「才能」「学歴」などに惑わされることなく、優劣の比較に心を動かされることはない。
優劣の比較こそ無意味なこと。人は人、自分は自分。他人は自分になれない、自分も他人にはなれない。それが天地自然の道理であって、比較することによって優劣の判断は道理に反する不自然な行為である。
比較をしない、優劣を判断しない心をいつも強く念ずることが自分自身を鍛える。ただ、比較ではなく、良い点は素直に学ぶ心は必要である。
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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」
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