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2019年10月16日03:36

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心学「苦しみ」

心学「苦しみ」

人間、誰しも苦しみはあり、生きている間に何度も繰り返し訪れる。それも歳を増すたびに苦しみの度合いも増す。苦しみを苦しみと思えば、更に苦しみが増す。心の中で認めたことは、その方向性に進むことになる。

「今、自分が苦しみの中に居る」と思えば、心は苦しみに染まり、苦しみを認めたことになる。苦しみから抜けられない人間は、苦しみという現実を自ら創っている。

「道理の徳」を修めた人間は苦しみを当然の心象であることを認めているので、心が揺れ動くことはない。

道理とは自然界「道」に起きる理(まこと)を意味する。人間を含め、動植物も全て苦楽の中で生きている。

楽しいことも、悲しいことも、苦しいことも同じように自然から受け、それに耐えて生きている。

人間だけが、自分だけが苦しいのではない。動植物でさえ、その苦しみに耐え、逃げることなく、愚痴を言うことなく、ひたすら生き続けている。

今ある苦しみも自然界から自分自身を鍛える為に訪れていると思うこと。苦しみを心の栄養にすることが実践道徳「心学」の基本でもあり、日々の修養でもある。

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円 純庵オフィシャルブログ「心を円やかに」

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