心の学問所「陰徳」
自分の徳を誇らない。奉仕団体は徳を誇りたがる。それも仕方がないことであるが、団体に所属しなくとも徳行は普段にできる。徳行を当たり前に実践し、それを誇ることなく平気で行う、それを「陰徳」と云う。
陰徳は気がつかないことが多い。自分のみが行い、人に言うことではない。「徳を徳と思わず徳を行う人間」それが陰徳の人である。これぞ「天の行い」と云えよう。太陽は万物を育て、月は休息を与える。星は道を教え、雲は水を産む。これによって地球上の万物が育ち、潤っている。この「天の行い」が正に陰徳である。
天は自慢することなく、誇ることなく、ひたすら「為すべきことを成す」を行い、休むことなく、全ての生き物を育んでいる。その中に人間もいる。この陰徳によって人間も活かされ生きている。
人間が見習うべき「天の行い」、正に「天を敬い、人を愛する」ことである。天はあまねく多くの「生きとし生けるもの」を平等に愛し育んでいる。
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