mixiユーザー(id:1536127)

2021年01月22日22:40

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重機

 黒柴山荘の伐採も終わり、漸く使える土地が増えたと喜んだのも束の間、伐採業者さんが気を利かせて圧縮し積み上げていった大量の根っこや枝の処分に困り果てる。こりゃ人力じゃ無理だぞ。手作業で飛行場作った先人達は偉かった…一人感慨に耽る(人はそれを現実逃避と呼ぶ)。ユニックを使って根っこを吊り上げ掘っておいてもらった穴に入れて燃やす。ある程度の熾き火にならないと燃えない。火が消えてからでは効率が悪いので慣れて来ると燃え盛る上に吊り下げ、その根っこに駆け上ってワイヤーや帯を外す様になるが効率的ではない上にかなり熱い。誰かこの根っこ全部持って行ってくれないかなぁ。いやいや無理だろ。現実に立ち戻り、鍼灸師としてはやはり重機が必要であるとの結論となる。でも無いんだよなぁ、安い重機。1カ月レンタルしても作業は終わらないだろうし重機があればその他溜まっている作業も出来る。そんなこんなであちこちにアンテナ張り巡らせていたある日、遂に中古重機を輸出する値段でgetする事に成功する。稼働時間2400時間程度の低作業車で総重量3t位の0.06の重機である。これならウチのユニックに載るんじゃね?3t用ラダーレールを借りて乗せてみる。高床車なので物凄く怖い。やってみれば乗るじゃん。フォト流石この重機を乗せる為だけに設計されただけの事はある。喜び勇んで帰宅。錆でどうしようもない部分をサンダーで切断しフォトドラム缶を切って材料にする。曲げたいがベンダーが無いんだよなぁ。あ、排土板使えば良いんじゃね?フォトぴったりの角度だ。ガス溶接機を引っ張り出して溶接を始める。錆と薄い所が跳ねたり熔けたりするが何とか溶接する。錆の酷い所はリベットで対応し、フォト更に薄い所もリベットで誤魔化す。フォトさて、塗装である。この古めかしい重機色は持っていない。そもそも色番号あるのか?あった所で絶対に色が合わないだろうし、暈し塗装も面倒である。ああ、暈しの要らない色あったわ。早速塗り替える。フォト家の脇で釘打ちコンプレッサー使って一気に塗る。ある程度出来たので車庫へ。フォト古めかしさは幾分マシ(当社比)になったな。この年式でこの程度の稼働時間じゃ放置が長かっただろうから故障も出るだろうが、心強い労働力が加わったのであった。
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