つれづれ 2

　すなぎもﾊｳｽにてｱｸﾃｨ用純正ｽﾋﾟｰｶｰ2臺分が發見される。幸先いい。早速くっつける。試運轉も兼ねて堀金方面に足を延ばす。實はここで廢ﾀｲﾔ無料回收が行われているのである。家中の廢ﾀｲﾔを掻き集めて積み込む。ごく一般的な家庭にある量、30本程捨てたが、これだけの量、金取られたら大變な額である。序にその先の輸出ﾊﾞｲｸ屋に足を延ばす。ここは、いつ行っても大概社長が作業でﾃﾝﾊﾟっている。…DT50ですか。3個ｲﾁしたけどｳｲﾝｶｰも點かないし發動機も掛からなくなったとの事。ｳｲﾝｶｰについてはﾊﾞｯﾃﾘｰがないと駄目かもしれないが、發動機に關してはDTだとﾒｲﾝｽヰｯﾁの極性が逆の場合がある。點火栓に火は飛んでいるのか？全く飛んでいない。結局、配線をあれこれ辿って發動機が掛かるようにする。その他電裝はﾊﾞｯﾃﾘｰがないとどうしようもないと逃げる。さて、ここは以前輸出をﾒｲﾝに商賣していた所なので、當時解體した部品がまだある。そういえば青空號のﾗｲﾄはｼｰﾙﾄﾞﾋﾞｰﾑだったな。H4對應のﾊﾞｲｸのﾗｲﾄを2臺分探し出し社長に聞く。「おいくら？」『ｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬとやってくれたからあげるよ。』喜び勇んで持って歸る。一つはｺｹ傷があり、硝子の角がちょっと缺けていたが使用に問題はない。左側は加工なしで取り付け完了する。氣を良くして右側に移る。ﾗｲﾄ枠を取り外して…なっ!?蜂の巣發見!既に巣立った後だったので良かったが、しかし、これ何時の巣だ?早速撤去する。さてと、右に付ける方は…何じゃこりゃ?枠に入らない。『3AU』とか書いてあるがﾊﾁｺﾞｰかよと、毒づく。面倒なのでﾊﾞｲｸ取り付け時に必要なｽﾃｰや光軸合わせの軸を全てｻﾝﾀﾞｰで切斷する。おお、入った。買い置きの青いﾊﾛｹﾞﾝﾊﾞﾙﾌﾞに交換し、取り付ける。おおっ!素晴らしい!ﾀﾀﾞってのが、ｲｲﾈ!。ちょっと『ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ』って書いてあるけど氣にしない。ｸﾞﾛｰﾌﾞﾎﾞｯｸｽの留めが割れていたので豫備のﾀﾞｯｼｭﾎﾞｰﾄﾞから取り外して交換する。昨日の時計配線の時に汎用ｶﾌﾟﾗを購入したが、貯めに貯めたﾎﾟｲﾝﾄ券（金500圓）ではお釣りが出ないとの事で、併せて購入してきた『ﾀｲﾔ＆ﾚｻﾞｰｽﾌﾟﾚｰ』でﾀﾞｯｼｭﾎﾞｰﾄﾞやｼｰﾄをｺｰﾃｨﾝｸﾞする。何せ30年前の部品類である。紫外線劣化もしているだろう。多少でも保護になれば良いかなと、行った譯である。ｼｰﾄはしばらく滑るだろうが、ﾀﾞｯｼｭﾎﾞｰﾄﾞや變な滲みが付いていた灰皿も一發で新品の樣になる。こりゃ凄い!ﾄﾞｱﾐﾗｰやﾊﾞﾝﾊﾟｰにも吹いてみる。おおっ!新車の樣だ!軍用ｱｸﾃｨにも使おうかな。中が綺麗になったので天井貼を行う。軍用ｱｸﾃｨの時に行った作業なので大體の必要物資は判る。早速100圓ｼｮｯﾌﾟに買い出しに行き、ﾌｪﾙﾄ生地をﾐｼﾝで縫い合わせる。母のﾐｼﾝ、大活躍である。軍用ｱｸﾃｨと違ってﾊｲﾙｰﾌではないので樂だろうとﾀｶを括っていたいたが、逆に遊びが無くて苦勞する。こうして、取り敢えずの大改裝は終了した。さて、他に何かあったかな。そういえばﾛｰﾌﾟが切れかかっていたな。隨分中途半端な所で解れて一本切れている。どうしようもないのでそこで切斷する。輪っかを作り編み込む。久しぶりにやったな。變に短いﾛｰﾌﾟが出來る。逆に使いやすいかもしれない。切斷面の兩方とも輪っかが出來たので終了。當面の懸案事項は終了した。かな？