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2019年12月11日11:58

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コラム818:ヒーローから読み解く性格分析

昨日、「茶髪青年」という投稿を行なってから、ふと思ったことがあります。
 
そう言えば「戦隊ヒーロー」で既に的確で分かりやすい性格分けがなされていたなということです。
 
「戦隊ヒーロー」と言っても、私は「ゴレンジャー」くらいしか知らないのですが、色によってキャラクターの特性を分けるのは、実に理に適ったことであり、しかも色やオーラの勉強をしていたのかと思うくらい的確です。
 
とはいえ、私は色の勉強をしたわけではなく、単にオーラの色が見えるだけの人間で、数多くの方々を見てきた(というか普段歩いていても目に入る)経験で、色が分かれば、その人のキャラクターはある程度理解できるのですが、その私の見立てと戦隊ヒーローは、全て一致することに昨日、改めて驚いた次第です。
 
 
赤:情熱的・行動的(リーダー)
青:クール(冷めている)・寡黙・赤のライバル(青と両極端な性格のため)
黄:おおらか・素直・情に厚い
桃:かわいい・最年少(※ゴレンジャーでは異なる)・柔和
緑:平和主義(調整役)・エコロジスト
 
黒:得体の知れない(何を考えているか分からない)存在
銀:悲哀に満ちた(百戦錬磨)・慈愛にも満ちている(観音様のイメージ)・全てを受容する・リーダーの師匠格(神格化された立ち位置)
 
ゴレンジャー以外でも、後の戦隊シリーズは、私は詳しく知りませんが、このような性格分けがされているのではないでしょうか。
 
 
仮面ライダーにしても、当初は基本が黒で後は緑の配色でしたが、この時点でのイメージは、全体的に暗く、当時の子どもからすると、得体の知れない不気味な存在だったと思います。実際に受け入れられるようになったのは、2号ライダーの「黒・緑・シルバー」の取り合わせになってからです。子どもは、特にこのような雰囲気には敏感で、色の意味は知らなくとも本能で嗅ぎ分けるのでしょう。
 
ウルトラマンは「シルバーに赤」、逆にウルトラセブンは「赤にシルバー」でした。ウルトラマンでの大人っぽいハヤタ隊員に比べて、若々しいイメージのモロボシ・ダン隊員のように、色で性格を明確に表現しているのです。
 
これらの作品は、世代(世紀)を超えて親しまれていますが、制作者は決して思い付きで、これらのキャラクター設定をしていた訳ではないということです。この辺りの考察の深さが、海外でも親しまれている要因だと言えます。
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