びわ湖ホール声楽アンサンブル

正確にはオペラなどがメインだからアンサンブルであってもプロ合唱団ではないのかなと思っていた。

これまでプロ合唱団の演奏はあまり聞く機会がなかった。ロジェー・ワーグナー、ドン・コサックは聞いたような気がするがあまり覚えていない。第7回世界合唱シンポジウム（2005　京都）で来日したフィリピンのプロ合唱団（サン・ミゲール・マスターコラール）が金沢でも歌ったがすごかった。石川県立音楽堂コンサートホールを20人ほどの混声合唱でばりばりに響かせたがそれくらいか。

昔はアマチュアのレベルの方が高いと思っていたしね。

びわ湖ホール声楽アンサンブルの合唱はすごかった。駐車場に入れた車にパンフを置いてきたので細かな事が書けないのだが、現団員にOBを加えて40人ほどか（見直したら38人だった）。ほぼ全員音大(声楽)である(ほぼと書いたのは1人だけプロフィールになかったから)。合唱のステージの合間にソロのステージもあり8人ほど歌った（我が師匠も）。

びわ湖ホール中ホールで個々の声楽の響きがどうやってまじわるのか、もっと言えば合唱にならないんじゃないかと思っていたのだが、まったく杞憂であった。こういう風に合唱はするんだという手本のようだった。今回は合唱人なら誰でも知っている、いや中高校生がよく歌っている曲ばかりで、これこそ高校生料金を設定して聞いて欲しいなと思うのだ。
以下。合唱のみ。
「ふるさとの四季」（混声：源田俊一郎）
「うたをうたうとき」（混声：信長貴富）
「大地讃頌」（混声「佐藤真）
「落葉松」（混声：小林秀雄）
「夢みたものは」（女声：木下牧子）
「おんがく」（女声：木下牧子）
「春に」（混声：木下牧子）
「鷗」（混声：木下牧子）

難しい曲を見事に歌って普通である。流行りの曲をプロならこう歌う、いいなぁ、こんな合唱してみたいがもう遅いか。

日本国憲法第２章第九条を守ろう！

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