「悲しくなったときは」の楽譜は日本歌曲集2や中田喜直歌曲集に入っているが、メルカリで買ったのは「木の匙」。単にお金が安かったからで、他の曲を歌うんだったら他のを買えばよかったなかなとちょっと後悔した。
二人のモノローグによる歌曲集「木の匙」(作詞 寺山修司、作曲 中田喜直)の前書きで中田喜直は以下のように書いている。
この曲は1964年第19回芸術祭参加作品として朝日放送の委嘱により作曲した。この作品の企画意図は、要約していえば、日本にすぐれた歌曲はたくさんあるが、歌曲集となると非常に少なくなってしまう。ひろく国民に愛され親しまれるような歌曲集を作りたいということであった。私も、たとえばシューマンの「詩人の恋」のような曲の現代版を書きたいと思っていたのと、詩の内容やスタイル、感覚が私の考えと一致したので、大きな共感をもって作曲することができた。以下略
曲は全11曲
1小さな五つの歌
2テーブルについて
3つぶやき
4愛について
5生活について
6やがて生まれてくる子のための子守唄
7城砦
8妻の童話
9夏が来ると
10悲しくなったときは
11世界
ネットで見る限り「悲しくなったときは」以外の曲はアップされていない。コンサートでは演奏されているようで、ソロのステージ以外に劇化?したものもあったようだ。
「詩人の恋」は去年から練習しているから、この曲集もやってみたい。だが「悲しくなったときは」が最高音がGで自分では届かないように、他の曲もSopranoかMezo、Tenor でないと歌えない感じの音域だ。
届いた楽譜を移調してみた。ついでにひょっとして低声用が出ていないか、と調べると「日本名歌低声用2(畑中良輔編)」にあったのでamazonで注文した。明日あたり届きそうなので、自分が移調したものと比べてみる。
ちょっと師匠にお伺いを立てた。
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