キャストの交代

創作オペラを見に行った。師匠（ソプラノ）、テノール・バリトン・メゾソプラノ・メゾソプラノの５人とピアニストで、それにかんたんな舞台セットがある。客席も１５６席の小さなホールである。

金沢２１世紀美術館シアター２１
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=22&d=2

ポスターと本番ではキャストが交代していた。詳しいことはわからないが、オーディションに合格したのだが、途中に脚本家の手直しが入った時にうまく対応できなかったので交代になったようだ。

本番を見ていると確かにあの人にはちょっと難しいかなと感じた。しかしせっかくオーディションに合格して頑張ったのに終盤で交代は残念だったろうな、と思う。とは言え、３０００円のチケット代がかかるプロの公演である。仕方ないわな。

昔OEK合唱団でマタイ受難曲をやった時に演奏会近くになって何人かをやめさせたことがあった。たまたまパート（アルト）で歌った時に歌えていなくて、個別に歌わせたらこれはオンステさせられない、と首を切ったのだ。その時はもめた。やめさせられた人たちが納得しなかったのだ。

まじめに練習に来ていた人たちが歌えないのは指導者の責任だろう。だがOEK（オーケストラアンサンブル金沢）というプロのオケの定期公演ならば、たとえ終盤でも歌えなければやめさせるということは必要だとは思った。

そういう目にあったことがないから自分はしあわせなのかもしれないね。


日本国憲法第２章第九条を守ろう！

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