微妙なタイミング

夕方、合唱団の練習に行くために準備をしていると電話がかかった。家電はナンバーディスプレイで、留守番電話の設定にしてあり、うさんくさいのは取らないのだが、固定電話の番号なので出た。

「××さんのお宅ですか？」
「はい」（自分）
「石川県教育委員会教職員課の○○と申しますが、××さんでしょうか？」
「はいそうですが」（自分）
「今はお仕事をされてますでしょうか」
「いえ、無職ですが」（自分）
「お力を貸してもらえませんでしょうか。講師のお願いなんですが」

「１月から週２の予定で仕事をすることになっているのですが、どういうお話でしょうか、いつから何時間？」（自分）
「できれば早いうちに、週１７時間、いえ１０時間でもいいのですが」

「妻と相談してみます」（自分）
「週明けの月曜日にお電話します」

練習から帰って妻に言った。
「タイミングだよね、学童保育に行ってる時なら無理だし、今の仕事も初めに聞いていたように１２月からなら受けられないけど、結局１月に伸びてどうなるか見通し立たないしね」（自分）
「でも契約書送ったんでしょう？」（妻）
「まあ、そやけど、時間的に都合がつけばWワークは問題ないし」（自分）
「でもストレスたまるよ」（妻）

去年の２月に高校の教員をやめて２年近いブランクがあるし、しかも講師登録もしていないのに、どこからそんな話が来たのか。わからんが土日は迷ってみるか。


日本国憲法第２章第九条を守ろう！

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