いま発売中のキネマ旬報「1990年代外国映画ベストテン」号。なんか違和感を覚えたんですけど、なんとアンケート結果ランキングにエリック・ロメールが一本も入ってないんですよ！執筆している103名の中の誰もロメールに一票も入れてないんですよね・・・。『春のソナタ』（90）『冬物語』（92）『木と市長と文化会館／または七つの偶然』（93）『パリのランデブー』（95）『夏物語』（96）『恋の秋』（98）・・・最高のロメールが堪能できるこの年代から一本も、誰も選んでないなんて、ちょっとおかしいですよね？ ・・・個人的に愛おしいニール・ジョーダン『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』（94）も誰も選んでくれてませんでした。ま、それはいいんですが。次号は「日本映画」篇です。たぶん1位は武の『ソナチネ』かなと思います。2位は黒沢清の『キュア』でしょうか。
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