千里の棋譜〜現代将棋ミステリー〜

クリアした。
全エンディングを見て、プラチナトロフィーもGETした。

面白かった〜〜。
誰も死なないのにこんなに面白いなんてっ！
ゲームは昔のアドベンチャーゲームみたいに、正解の選択肢を選ばない限り前へ進まないという仕様。
場所によっては選択肢によってバッドエンドに進んでしまうが、オートセーブ機能で直前の選択肢から再開できるので安心だ。
（常識的に選択肢を選べば、まずバットエンドには行かない）
将棋ミステリーと言うだけあって、物語は将棋中心に進んでいく。
特に詰将棋を利用した暗号やパズルは、新しさを感じた。
実在の棋士が登場するのは前回の日記でも述べたが、将棋の歴史、流行りの戦術、江戸時代の将棋なども紹介されて、20年以上将棋から遠のいていた私も、現代や過去の将棋について楽しく学ぶことが出来た。
所々現実離れしたシーンもあるけど、それはそれで馴染んでるから良いか。
感情移入してしまうほどそれぞれの棋士達の心情も細かく表現されており、一体だれが勝つんだ？どうなるの？？と前のめりになって読み進めた最後のシーンを読み終えたとき、不覚にもウルっと来てしまった。
将棋、いや、勝負師の世界って厳しいんだな。

推理やラブコメ、ホラーもののアドベンチャーゲームも良いけど、こういう一つの業界に特化したアドベンチャーゲームも良い。
電気業界や測量業界、マイナースポーツに特化したミステリーゲームもでねーかな？