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日記一覧

(3月28日東京文化会館小ホール)32年ぶりの日本でのリサイタルという。エリーザベト・レオンスカヤのシューベルト後期三大ソナタは本当に素晴らしい演奏会だった。死の二か月前に作曲された3曲のソナタ。レオンスカヤの演奏からはシューベルトの希望、勇気、

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4月のコンサートスケジュールです。この月大野和士を3回、アンジェラ・ヒューイットを3回聴くことになります。4日(土)15時@東京文化会館、ワーグナー「ワルキューレ」演奏会形式(ヤノフスキ N響ワルトラウト・マイヤーほか)8日(水)19時@東京文化会館

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レオンスカヤ、シューベルト後期三大ソナタ素晴らしかった。第19番のコーダ、シューベルトの希望、絶望、勇気、落胆、運命を受け入れる覚悟、それらが全てレオンスカヤの演奏に込められていた。第21番は全てから解放され、彼岸に向かうような、いやもっと自由

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(3月23、24日武蔵野市民文化会館大ホール) ヤノフスキのブラームスは先月聴いたラルフ・ヴァイケルトの第1番同様、作品の構造を明らかにする精緻な演奏だった。指揮者の仕事は作曲家が労作した内容を正しく伝えることにあり、余分な感情移入が作品本来の姿

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ヤノフスキ、ブラームス二日目も良かった。特に3番。この曲の生演奏で一番納得できた。圧巻はコーダのコラール動機のヴァイオリンのニュアンス。第3楽章のチェロ群の主題も美しい。第4番は第2楽章の弦の対位法が最高に聴かせた。大満足の二日間でした。く

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昨晩聴いたマレク・ヤノフスキのブラームス交響曲第1番、第2番は先日のラルフ・ヴァイケルトの第1番同様、作品の構造を明らかにする精緻な演奏でした。指揮者の仕事は作曲家の意思を正しく伝えることにあり、余計な思い入れや感情表現がいかに余分で邪魔にな

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明日からのマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送響のブラームス・ツィクルスの予習中。第4番第4楽章のシャコンヌの変奏の詳しい解説がないかネットで調べたら、ニコ動にいいのが見つかりました。あの30の変奏の魅力がよくわかり、いやあ、これ本当に面白く役に

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(3月18日サントリーホール) これほど緊張の糸が最初から最後まで張られたブルックナーを聴くのは初めて。今回はP席最前列中央、ヤノフスキの真正面。常に眼前にある視線の鋭さは聴き手ですら怖いと感じるのだから、楽員の緊張は尋常ではないだろう。ホルン

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ヤノフスキ、ベルリン放送響のブルックナー8番@サントリーホ―ル。P席1列目中央。オケの金管奏者の1人として聴いているみたい。全く隙なく緊張の連続。これほど凝縮したブルックナーは初めて。コーダで僅かにテンポを落とし、堂々と終わる。感動した。拍手は

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マエストロ、ラルフ・ヴァイケルトに新日本フィルハーモニー交響楽団チェロ奏者の感想をお送りしたところ、ご返事をいただきました。ウェールズでのワーグナー・フェスティバルのリハーサルに入るお忙しい中ご返事をいただき、申し訳なく身が縮む思いです。ワ

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マレク・ヤノフスキ月間
2015年03月14日10:06

今月から来月はヤノフスキ月間に。18日サントリーホールでブルックナーの8番。23,24日は武蔵野文化会館でブラームスの交響曲全4曲。オーケストラはいずれもベルリン放送交響楽団。 予習のためナクソスでブルックナーを聴いていますが、オーケストラはスイス・

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(3月4日すみだトリフォニーホール)体型を生かした重く力強い打鍵に、超絶的なテクニックが加わるが、若手ピアニストならそのテクニックだけで聴かせるところをブロンフマンは音楽の大きさ、深み、広がりで聴かせる。どの曲も掘り下げが深く、プロコフィエフ

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マエストロ、ラルフ・ヴァイケルトに楽屋での記念写真をお送りしたら、お礼のメールがきました。いつも思うのですが、この丁寧さ律義さには頭が下がります。名前はベイに変えてあります。Dear Mr.Bay,what a nice surprise to get this beautiful picture ! T

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ベルリン・フィルを退任することが決まっているサイモン・ラトルの次のポジションはロンドン交響楽団。Sir Simon Rattle is appointed Music Director of the London Symphony Orchestra Tuesday 3 March 2015 The London Symphony Orchestra is delighted to

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(2月28日すみだトリフォニーホール)新国立劇場、N響への客演でおなじみのラルフ・ワイケルトが初めて新日本フィルを指揮。この日はカール・アントン・リッケンバッハーが指揮するはずだったが、昨年2月28日に急逝、旧友でもあるワイケルトが代役になったい

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