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日記一覧

ルドヴィク・モルローはリヨン生まれ。現在はシアトル交響楽団の音楽監督。2001年タングルウッド音楽センターで小澤征爾のフェローシップ・コンダクター(直訳すれば特別研究員指揮者。日本人では十束尚宏さんもなったことがある)を務め、04年から07年までボ

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リクエスト・コンサート 上岡敏之 新日本フィル オルガ・シェプス(ピアノ)(7月26日、すみだトリフォニーホール) 上岡の指揮は気が抜けない。次に何が起こるのか予測がつかない。チャイコフスキー「交響曲第5番」はこれまで聴いたことのない解釈がこ

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シュテファン・ヴラダーはウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学ピアノ科教授でもあるが、彼の演奏はグルダ、デムス、スコダに代表されるような生粋のウィーンのベートーヴェンとは少し違う。高音の美しさは共通するが、音楽の方向性はかなり異なる。詳しくは

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明日、7月25日発売の雑誌「暮しの手帖」の新連載『わたしの大好きな音楽 オールタイムベスト10』の記事を書きました。第1回のゲストは、ピアニストのフジコ・ヘミングさん。下北沢のフジコさんお気に入りの喫茶店でインタビューしました。クラシックからジ

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ロレンツォ・ヴィオッティ 東京フィルハーモニー交響楽団 小山実稚恵(ピアノ)(7月18日、東京オペラシティコンサートホール)写真:ロレンツォ・ヴィオッティ(c)Stephan Doleschal 小山実稚恵(c)ND CHOW 新国立劇場のプッチーニ「トスカ」で評判を呼ん

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本日発売の「音楽の友」8月号ですが、今月はコンサート・レヴューを6本書きました。巻頭にアンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団のレヴューのほか、ヤクブ・フルシャ&バンベルク交響楽団、オレグ・カエターニ&東京都交響楽団、チョン

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何と若々しい《巨人》だろう!これまで数えきれないくらい聴いた曲だが、こんなにフレッシュで瑞々しい《巨人》は初めてだ。詳しくはベイのコンサート日記に。↓写真:(c)Rikimaru Hottahttps://ameblo.jp/baybay22/entry-12391253176.html

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《ゲロンティアスの夢》は初演当時R.シュトラウスに絶賛され、エルガーの国際的名声を一躍高めたと言われる。満を持してのノットの指揮は、隅々まで作品を検討・追求したと思われる肌理の細かさと、作品への共感があった。ノットの意図実現を可能にした東響コ

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シモーネ・ヤングの指揮は、音があるべきところに収まっており、どれほど強奏してもバランスが崩れない。どこまでも音楽が自然であり、聴いていて疲れることがない。ブルックナー「交響曲第4番《ロマンティック》」は1874年初稿・ノヴァーク版が演奏された。

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東京フィルさんからのメール。今回小山実稚恵さんについての記事を書きました。東京フィルニュースリリース 2018.7━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━♪東京フィルハーモニー交響楽団7月定期演奏会ききどころ、発売日のご案内─

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プレトークで広上淳一がバッハについて、とても面白い話を聞かせてくれた。『管弦楽組曲第3番は16型で演奏する。ここ30年古楽器ブームだが、必要以上に原典を優先する傾向に対するアンチテーゼでもある。フルトヴェングラー、メンゲルベルク、カラヤンが大編

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アンドリュー・リットンの指揮は、オーケストラが破綻しないバランスがとれた明解なもの。緊張感は保たれるが、どちらかというと響きは明るく、深刻ではない。新日本フィルは持てる力を充分発揮した。詳しくはベイのコンサート日記に。↓https://ameblo.jp/ba

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メンデルスゾーンとモーツァルトの歌曲で構成されたリサイタル。メンデルスゾーンがエルトマンの声質、歌唱法に向いており、感銘度は深かった。流麗で透明感のある美声は、天から降ってくるように美しく響く。詳しくはベイのコンサート日記に。↓https://ameb

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ハイドン・フィルハーモニー  ニコラ・アルトシュテット(指揮/チェロ独奏)(6月30日、サントリーホール)ノン・ヴィブラートの演奏は颯爽として快適でクリアな響き。ダイナミックの幅は大きい。純全たる古楽器オーケストラのようにフレーズを短く切るこ

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とても温かいマーラー。機能的で高性能の、研ぎ澄まされたマーラーが多い昨今、フルシャとバンベルク響の演奏を聴くとほっとして、音楽に身をゆだねたくなる。詳しくはベイのコンサート日記に。↓https://ameblo.jp/baybay22/entry-12387333284.html

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