(2月28日、よみうり大手町ホール) 松尾学術振興財団の助成によるコンサート。クァルテット・アルパは第1ヴァイオリン小川響子、第2ヴァイオリン戸原直、ヴィオラ古賀都音、チェロ伊東裕により2013年東京藝大で結成。サントリーホール室内楽アカデミー第三
(2月22日、サントリーホール) マイスターは36歳と若いが、21歳でハンブルク国立歌劇場にデビュー以来世界の一流オペラハウス、オーケストラと共演を重ねており、今や立派なマエストロと言っていい。この組み合わせは2012年の来日のさいも聴いたが、そのと
(2月17日、東京文化会館大ホール) 第2幕までは歌手もオーケストラ(都響)もノリが悪く、バッティストーニの指揮により最強音は決まるが、ヴェルディ特有の湧き上がってくるリズムや生命力が不足していた。都響はオペラに慣れていないようで、歌手陣も初日
個人的には大好きな小山実稚恵さんが受賞されたのがうれしいです!!クラシック部門については推薦理由を付け加えました。2015年 ミュージック・ペンクラブ・ジャパン音楽賞決定のお知らせ日本のほとんどの音楽評論家(クラシック、ポピュラー、オーディオ)
二期会「イル・トロヴァトーレ」@東京文化会館。 前半はノリが悪く、オケと歌手が合っていない。都響はオペラに慣れていないし、歌手陣もおとなしい。それが後半は見違えるようになり、オケと歌手の一体感ができ、バッティストーニの指揮も一層生き生きとし
(2月14日、東京文化会館小ホール) 日本演奏家連盟による新進演奏家育成プロジェクトのひとつ、リサイタル・シリーズ。桐榮哲也(とうえいてつや)は桐朋学園大学とベルリン芸術大学を卒業後パリ・エコールノルマル音楽院で学び、帰国後の2012年王子ホール
(1月31日、横浜市港南区民センター ひまわりの郷ホール) 東響のコンサートマスター水谷晃と読響の首席ホルン日橋辰朗という若手名手二人にベテラン・ピアニスト加藤洋之が入った室内楽。 前半のシューマンのヴァイオリン・ソナタ(水谷)、ラインベルガー
(2月6日、NHKホール) 筋肉質で強靭なブルックナー。重厚ではないが、インパクトは極めて強い。速めのテンポの演奏は隅々まで明晰で充足感をもたらす。流れるように進んでいく音楽は解放感と広がりを持っている。神でも厳格な絶対音楽でもない、何物にも囚
(1月30日、めぐろパーシモンホール大ホール) この演奏会は3月1日ライプツィヒ聖トーマス教会へ向けての「壮行コンサート」でもあったが、現地でも大成功するのではないだろうか。 成功の要因は何か。 ひとつには熱のこもった合唱。合唱指揮者として長年