小林研一郎のブルックナー交響曲第7番は、第4楽章コーダが素晴らしかった。金管の総奏に力が漲り、壮麗で壮大な世界を築き上げた。ただ、そこに至る過程では、さらに上を求めたいと思う部分も多くあった。写真:小林研一郎(c)Satoru Mituta詳しくはベイの
弱冠23歳!小柄で写真のように眼鏡をかけた、どこにでもいる(失礼)大学生のよう。しかし、その指揮はあなどれないものがある。おろしたての白いワイシャツを手にするような快適さ、あるいは買ったばかりのスピーカーを思い切り鳴らすような、エッジのたった
ブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いたイザベル・ファウストは、いつもながら安定したヴァイオリン。清新で流麗。 ベートーヴェン交響曲第5番は、カンブルランらしい明るく開放感がある響き。弾力性のある活気に満ちた演奏だった。詳しくはベイのコンサー
恒例「音楽の友」コンサート・ベストテン2017が発表されました。 今年から40人の音楽評論家、ジャーナリストの一人として、投票に参加しています。ぜひご覧ください。https://ameblo.jp/baybay22/entry-12345592349.html
ビゼー歌劇「カルメン」から2曲歌った脇園 彩(わきぞのあや メゾ・ソプラノ)は初めて聴いたが、大変な逸材だ。すでに批評家の間で大評判になっているが、今日聴けて幸運だった。スター誕生と言っていいだろう。詳しくはベイのコンサート日記に。↓https://
上岡敏之 新日本フィル (第582回)トパーズ(1月13日、すみだトリフォニーホール)上岡の指揮は、ドイツの歌劇場で長い間活動した経験が生かされ、シュトラウス・ファミリーの雰囲気が実に良く出ていた。ヨーロッパの憂愁と退廃を上岡のように醸し出すことの
大野和士 都響 ツェムリンスキー:交響詩《人魚姫》ほか(1月10日、サントリーホール)ツェムリンスキー:交響詩《人魚姫》を「悲劇とその救済」と見れば、大野和士の指揮は極めて説得力があると言えるだろう。しかし、それだけではこの曲の魅力を言い尽く
東京文化会館大ホールはチケット完売。5階まで文字通り超満員。熱い雰囲気の中、優勝者4人は伸び伸びとした演奏で、実力を充分に発揮していた。詳しくはベイのコンサート日記に。↓https://ameblo.jp/baybay22/entry-12342935248.html
今年の聴き始めは、読響のニューイヤー・コンサート。曲目は良く知られた作品が並ぶ。しかし、カンブルランの指揮はとても丁寧、緻密で、軽く流すような演奏ではない。アンコールでは、意外な演出も待っていた。 詳しくはベイのコンサート日記に。↓写真:シ