主役歌手陣は安定していた。
オネーギンのワシリー・ラデュークは、タチヤーナに再び激しい情熱を燃やす第3幕第2場で劇的な歌唱を聞かせた。タチヤーナのエフゲニア・ムラーヴェワとの『幸せはすぐ近くにあったのに』の2重唱は公演のハイライトだった。
驚かされたのは、第1幕第1場が終わったとたん、2階のバルコニーあたりだと思うが、中高年の男性の声で『オーケストラ! しっかりやりなさい!』と、怒気を含んだ声が飛んだことだ。これまで新国では、聞いたことのない罵声だった。
詳しくはベイのコンサート日記に。↓
写真(c)Naoko Nagasawa
https://ameblo.jp/baybay22/entry-12532247949.html
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