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2019年03月22日01:41

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早晩閉鎖だろう。

昨日の夕方頃、横須賀線の逗子駅近くの踏切で90代の男性が列車に轢かれて亡くなったそうです。現場は長さ35mの第四種踏切で、警報器遮断機ともに無し。

踏切が国交省やマスコミに目の敵にされて久しい今時に、35mもの長さの第四種踏切を東が残していたというのは驚きですが、逗子駅近辺という時点で何となく背景は予想がつきました。
まず踏切名は、mixiニュースの朝日の記事には記載がありませんが、神奈川新聞のウェブ記事によれば「山の根踏切」。

https://www.kanaloco.jp/article/entry-155840.html

で、その踏切について検索したところ、ブログの現地レポが引っ掛かりました。案の定、留置線がある辺りの踏切だったようです。

https://ameblo.jp/tokihirokoji/entry-11423742793.html

ブログ内でも、このロケーションで第四種踏切であっていいのか?という疑問は呈されていますが、一方で画像の中には歩道橋への誘導を試みた看板もあるのが注目されます。要するに東としてはなるべくこの踏切を渡ってほしくないという事です。
何でそんな中途半端な扱いになっているのかと言えば、恐らくそれは、この踏切が勝手踏切の一歩手前のような状態だからなのでしょうね。
つまり、この踏切に手を加えるなら改良ではなくダイレクトに廃止に持っていくよりない状態で、しかし地元の利便性を考慮して…廃止を打診して断られた可能性もあるかもしれません…なあなあでここまで来た、というようなところではないでしょうか。

大体、自分の経験から言っても35mの踏切を渡りきれないような高齢者には跨線橋なんかもっと負担です。だから今回亡くなられた方も、あっても使わなかったのでしょう。また警報器や遮断機も、このような事態ではもしあったとしてもどれだけ助けになったかは怪しいと言わざるを得ません。
この事故を受けての東の対応は、今からほぼ確定だと思います。この山の根踏切は早晩閉鎖にされるでしょう。もしくは関係者専用になるか、いずれにしても一般利用は中止になると思われます。何と言いますか、色々やりきれない話ですね。

■35mの踏切渡りきれず?列車にはねられ高齢男性が死亡
(朝日新聞デジタル - 03月21日 23:24)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5548134

(以下引用)

 21日午後5時45分ごろ、神奈川県逗子市逗子2丁目のJR横須賀線の踏切で、男性が上り列車にはねられて死亡した。

 県警逗子署によると、現場は警報機や遮断機のない踏切で、長さは約35メートル。男性は3分の2ほど渡ったところではねられたという。死亡したのは、所持品から90代男性とみられ、同署は渡りきれなかった可能性もあるとみて調べている。
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