今週の二郎

今週は府中店に行ったのと、インスパイアの店である郎郎郎(さぶろう)の調布店に行きました。


郎郎郎(さぶろう…以下さぶろう(笑)はその名の通り二郎系を前面に出したインスパイア系のチェーン店で、多摩地区に出店を重ねています。
町田を皮切りに吉祥寺、中河原、八王子と来て五店舗目に開いたのがここ調布、だそうです。個人的には中河原が何でまたというところ。
最近たまたま調布店の存在を知り、閉店時間も3時と遅いのでこれは使いでがあるかもと期待を込めての訪問となりました。ちなみに、直系二郎では仙川店の立地が調布市内(調布市仙川町)となっています。


店の場所は調布駅北口と旧甲州街道の中間で、路地を入ったところにあります。すぐ隣は横浜家系のラーメン屋で、ジャンルが被り気味なので恐らく同一資本なのでしょうね。
そういえば内外装の煽り方(？)も家系のテイストに近いような。


つけ麺大盛り。コールは食券を受け取ってすぐでした。全マシを頼むと量多いですけど大丈夫ですか？と聞かれました。メニューの麺量を見ると400グラム。
しかし自分もこの頃は二郎の盛りにも慣れてきて、大ラーメンの注文が多くなり、この前食べた亀戸店での大の麺量は800グラムでした。何ということはあるまいとそのまま注文します。
結論から言うと麺量はやはり問題なかった代わりにトッピングの分量がとんでもないことになっていました丼の大きさからして洗面器状態で、新宿小滝橋店のそれに近いインパクトでした。


ヤサイ、ニンニク、ショウガ、アブラ、カラメ、カラアゲ。全てがえらい量になっていました。見た目の華やかさだけでいうなら直系の仙川店は完全に凌駕しています。ただブタはバラ肉が二枚と控え目で、そこは仙川店の盛りには負けていますね。
なおつけ汁はおかわりOK。鉄鍋で温めるので早めに頼んでくれと提供時に言われました。直系では西台店で継ぎ足しを頼んで苦言を呈された身からすると、サービスの面では本当に至れり尽くせり。


それで食べての感想はというと…ちょっと大味でした。不思議なもので、あれだけラフでワイルドで大雑把な盛り付けの二郎のラーメンも、こうしてインスパイアを食べる度に実は結構繊細なのだと気付かされます。
直系の二郎と相対的に比較した時、これは二郎以上だ、と心から思えるインスパってほとんどないのです。さぶろうも、盛りは総合して二郎より華があるのですが、味まで含めると……というところ。
まぁつけは二郎でも傍流なので、おいおいラーメンも食べてみてそこで判断を下したいです。


インスパの利点ってマシマシが通りそうなところですね。直系二郎の店だと意外とマシマシは頼みにくいです。また頼んでも店主側の判断でスルーされることもあるとか。無料サービスだから仕方ないといえば仕方ない部分ではあります。
もっともマシマシにしたとして出されたトッピングをそっくり美味しく頂けるかというのが一つの問題であり、美味しく頂けないまま食べ進まなければならないのならそれこそ揶揄の常套句である「豚の餌」状態。結局悩ましいです。

新春から大盛りマシマシだー！　深夜の飯テロドラマ「ラーメン大好き小泉さん」1時間スペシャルが来年1月4日に放送決定
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3734004

府中店には、恒例の26日、二郎の日限定トッピングを食べに行きました。今月のトッピングは、ポテトサラダ。


ラーメンにポテトサラダは奇想天外な組み合わせであり、楽しみにして行きました。
店に着いてみると前回の麦味噌より気持ち短い程度の列が例によって店の裏側まで。入店できたのが23時ちょっと過ぎでした。この日はオーダーストップが閉店時間で、23時ちょうどに列の最後尾のお客に閉店の告知係を頼んでいましたね。


大ラーメン。コールにヤサイニンニクアブラポテトサラダ。こうしてみると案外当たり障りのない見た目です。


…いや、ラーメンの見た目がジャンク過ぎてポテトサラダの個性が浮かび上がらないのですね。ポテトサラダの量自体も刻みネギの時に比べると控え目。加工食品だから無料ではあまり大盤振る舞い出来ないのでしょう。
食べてみても最初にちょっと新鮮味があるくらいですぐにポテトサラダはスープに混ざってしまいました。ラーメン自体は安定した府中二郎の味で、期待とは裏腹に普通に味わって普通な満足感を得る形になりました。


でも月一程度で来てみると、府中店もいい店だと思いますね。これくらいの間隔がちょうどいいのかもしれません。