mixiユーザー(id:15207206)

2015年11月17日22:36

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青函対策

TGVでmixiニュースの検索をすると相変わらず引っ掛からず、フランスの影響力をこんな場面でも期せずして実感させられますが…
国内では貨物が江差線脱線事故を受けて輪重測定装置なるものを導入するそうです。

JR貨物「輪重測定装置」導入へ - 江差線の貨物列車脱線事故を受けて実用化
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=95&from=diary&id=3715272

江差線脱線事故なんて随分前の出来事を今更反映させるのかと思いますが、、

>輪重測定装置は2本のレールの下に取り付けられ、貨車が通過する際のレールのゆがみ(たわみ)を測定。左右のレールでゆがみの差が大きい場合は、積荷に偏りがある車両として関係する駅と貨物指令に通知し、北海道方面行は東青森駅、本州方面行は函館貨物駅でその車両を切り離し、積荷の偏りを直す。

ということで江差線への対策が主目的ではない模様。

>装置の設置場所は、東室蘭駅・函館貨物駅・盛岡貨物ターミナル駅・秋田貨物駅の4駅。このうち盛岡貨物ターミナル駅は10月に設置が完了。残りの3駅も設置を進め、新幹線との青函トンネル共用走行が始まる2016年3月までに運用を開始する予定だという。

これで今になって導入する意図が明らかになりました。江差線というよりは青函トンネルの保安対策であって言い換えれば新幹線対策、もとい新幹線とのすれ違い対策ですね。
北海道新幹線は差し当たり函館開業時の青函トンネル内最高速度は140キロに抑えられており、軌間の広さを鑑みるならむしろ在来線特急より安定感は増しているはずですが、将来的にスピードを引き上げる際の対策を今から打っているものと思われます。
またあるいはこれを布石に貨物の最高速度アップを取り付け、トレインオントレインに代わるボトルネック解消の一手とする意図もあるのかもしれません。いずれにしても、新幹線が絡むと予算も潤沢になるのだと改めて気付かされますね。
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