映画　ワイルドローズ

「ジュディ　虹の彼方に」　で、マネージャー役をやったジェシー・バックリーが主演のワイルドローズ。

グラズゴーでカントリーを歌っているローズ。服役を終えて、家に帰ってくる。家では、ローズの母親が、ローズの子どもたちの面倒を見ていた。
歌っていたライブハウスに向かうが、前科があるということで拒否される。

資産家の家でハウスキーパーとして働くことになるが・・・
資産家のスザンナは、ローズが歌っている姿に興味を持ち、BBCのカントリー番組のDJを紹介したり、デビューさせるためにスザンナのバースディパーティでローズを歌わせて、ファンドを募ろうとする。

ローズはパーティのために練習を重ねるが、子供と過ごす時間は少なくなっていき、服役を終えて、徐々に子供との関係を修復したことが元の木阿弥になりそうだった。


パーティでは、結局歌わず、子供のところに帰ってきたローズ。そんなローズを見かねて、母親がナッシュビルに行ってきなさいとお金を渡す。そして、ローズはナッシュビルに行き、「答え」を見つけてくる・・・


割と最近、ミュージシャンというか歌手を主役にした映画が多く、見ているけど、本作は実在ではなくて、オリジナルストーリーですかね。で、他は売れたことによる悲哀とかが描かれているけど、これは本場アメリカでカントリー歌手になりたいという夢を抱えながら、子育てもという現実に挟まれたあたりのもがくあたりって感じかしらん。

映画では「アウトロー」みたいな言い方もされるけれども、仕事と家族というところは共通的な話じゃないかしらねと思ってみたり。他のミュージシャン主役の映画とはちょっと違うかな。

カントリー歌手なので、劇中でもだし、バックでカントリーが流れるわけだけど、主役のジェシーが歌っていると。うまいんだ、これ。
サントラだけでもいけるねって感じ。

主役のジェシーだけど、作品の制作としては、ジュディの方が後らしいけど（日本では、ジュディのほうが先に公開）、役としてはタイプが違うので、この辺、幅が広そうな感じ。
ドクター・ドリトルでは、ヴィクトリア女王役らしいけど・・・これは見ないしな(^^;