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2019年12月08日10:04

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映画 マチネの終わりに

福山雅治と石田ゆり子主演の「マチネの終わりに」 原作は平野啓一郎(読んでない)

クラシックギタリストの蒔野は、コンサートの終わりにレコード会社の友人に小峰を紹介された。蒔野は小峰に惹かれる。小峰にはフィアンセがいたが、蒔野は好きであることを告白(ここが、予告編で出ていた、洋子さんが死んだら僕も死ぬ・・・のところ)。

小峰はフィアンセか蒔野か・・・迷うことになるが、蒔野を選ぶとしたところで、あることで(後述)一旦別れることになる。時が経ち、それぞれ結婚し別の人生を歩んでいたが・・・


一回、別れて別の人生を歩んで、再会して というラブストーリーになっているけれども。
別れるきっかけになるところが全然納得いかない。それが雰囲気とかぶち壊し。原作は知らないけど・・・
蒔野が師事していたギタリストが倒れて入院。蒔野はタクシーで病院に向かうが、その際、スマホをタクシーに忘れる。で、マネージャーの三谷がタクシー会社にスマホを取りに行く。
ここで、蒔野が三谷にスマホの暗証番号を渡す。渡すか?病院に戻る三谷(あ、女性ね)は蒔野のスマホの中身を見て、小峰とのやり取りを知り、小峰が蒔野に会いに来ていることを知る。三谷は嫉妬から、音楽に邪魔だからもう会えないとうそのメッセージを送る。
そして、水没させて、自分のスマホを蒔野に渡して、ここで嘘の小峰の番号(三谷の私有スマホの番号)を教えて、留守番電話へ・・・

そもそも、タクシーの中で師匠が倒れたから行けないかもって入れれば済むし、暗証番号渡すか?(長年つきあっているマネージャーだから?)ここでありえないと思ってしまったので。
で、その一つのメッセージで、今までのやり取りや、あとから送っている蒔野のメッセージの関連性を失うか?
えーーーって感じ。


4年くらい経ってから、三谷は蒔野と小峰にそのことを話すのだけど・・・
それ以前に三谷と蒔野は結婚していて(音楽のためみたいな感じを最初は言っていたけど、違うんじゃん?)、その件を知ってからでも、三谷と蒔野は普通に話しているシーンが有って、いやいや、そういうことされた信用できないんじゃん?別れさせられたというより、マネージャーであっても、人のプライベートのところを勝手に(そもそも暗証渡しているのも変だと想うんだけど)見られて、信用するのかね〜

そういうのがあったので、それがじゃまになって、後半は納得行かねーと思っていました。はい。
せっかく、小峰が海外で活躍しているジャーナリストだったら、連絡がつかなくなる方法とかいくらでもあると思うのに。

三谷が邪魔しなくても、終盤のコンサートホールの使用とかは納得できるし。(罪滅ぼしとかじゃないだろうし、そういう感じもうけないし)

あと、これはなんのために入れているシーンなんだろ?って思うのもいくつか(小峰のフラッシュバックとか。単発になっているので、フラッシュバックから癒やしてくれる蒔野の存在とか、いないがゆえのなにか とかあればつながるんだけど。蒔野がギターを弾いているときの苦しさとか、妙にオーバーに入れているので、それも意味ないなと。)

そういうのが予告編でもあって、どっちがか割と死ぬ羽目にあって・・・みたいなものを感じさせるんだけど、最初のテロのところだけだよね。

全体的ないい流れを感じるんだけど、演出や余計なものが入っていて、んーーってなるんだよな。もっとシンプルにすればよいのにと。


全然関係ないけど、小峰と蒔野がキスするシーンがあったけど、海外の映画だったら、あのままベッドへ・・・だよなぁと思ったりした。日本はそこ止まりね。(良い悪いじゃなくて、違いを言っているだけね)


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