三谷幸喜監督の「記憶にございません」
史上最低と言われた総理大臣。誰かに石を投げられて、それが頭にあたって記憶喪失に。
子供の頃の記憶はあるが、大人になってからの記憶がすっかり抜けている。
記憶喪失を知っているのは、側近の3人だけ。記憶喪失をいかに隠して総理大臣を続けさせるか・・・・。
記憶をなくすまでの、デカイ態度と打って変わって、失くしてからはいやに下手な態度。奥さんも怖いって言い出す(奥さんは総理の側近と不倫しているので、なおさら)。
前半は、記憶なくしたことでの、ドタバタみたいな感じで、しかも、周りがおかしいとあんまり思わないのかね?って思うくらいだけどさ(そのへんのバレ程度のドキドキがあるんだけど)
後半はペーソス入れながらも、まともに総理を務めていく・・・って感じに。
三谷監督の、希望でも入っているのかしら・・・と思ってみたり。
従来の三谷作品って、群像劇の面白さ(主役はいるけど)が多かったけど、今回は総理が完全に主役で、総理と無関係なところで何かが起きているっていう感じはないんだよね。
あとは、起用した役者を、その人とわからないように起用するというか。
その代表はROLLYかな。ファンだったら声でわかるかもしれないけどぁ。エンディングで、え?って思ったもんな。(総理の妻の兄役)
あとは、濱田龍臣。こっちはまだわかりやすいかもだけど。声に記憶があるな・・・と思ったらウルトラマンジードの主役の子。
あとは、有働由美子もあんがいわかりにくいかもね。
そうそう、見るたびに思うけど、石田ゆり子は今のほうがいい感じに思えるんだよね。終盤のシーンとか、あれ見て惚れる人もいるかもね〜(^^;
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