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2019年08月20日20:53

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映画 ヴイナス戦記(舞台挨拶付き)

安彦良和原作・監督のヴイナス戦記のブルーレイ発売を記念して、キネマ大森で公開&安彦先生の舞台挨拶付きということで。

公開30年ということだけど、HDリマスターしたので、きれいな映像になってましたね。

話としては、金星に彗星があたったことで、環境が変わり、さらに人類が手を加えて、人が住めるようにした。で、ヴイナス歴72年位で、イシュタルとアフロディテという二大勢力が金星を支配。主役のヒロはアフロディテで、ソロバイク(一輪バイク)のレーサーだった。
ところが、イシュタルがアフロディテに侵攻。その戦いの中にヒロたちが巻き込まれていくという話。

少年たちが戦いに巻き込まれて、仲間が死んでいくとか、故郷を謂われなく破壊されていくことに対する怒りとかが表現されている。その中で、ヒロを案じるガールフレンドのマギー(安彦的美少女)や、地球からやってきたジャーナリストのスゥとかが絡んでいく。
青春ものの一つかもしれないね〜。

しかし、30年前ということで・・・まず設定が2012年に金星移住開始(わ〜〜〜)
最後に地球のニューヨークの風景が出るのだが、あれはどう考えてもツインタワー。
いやいや。

キャストとして、水谷優子、納谷悟朗、塩沢兼人がすでに鬼籍入り・・・
主題歌は柳ジョージ(鬼籍入り)

こういうので年を感じるのだよね。

さて、安彦先生の舞台挨拶。内容をザクッと(終わってから思い出してメモったので、多少違っているかもだけど)

最初にビールで乾杯(Blu-ray発売記念)。

絵コンテから直接作画はヴイナスが初めてということを実は忘れてた。(オリジンで初めてやったと本人が勘違い)
手書き時代の最後の方の作品。同時期に制作されたアキラは最後の方は作画が崩れたけど、ヴイナスは崩れずにすんだ。現場が崩壊しなかったから。
サンライズと別れて一緒にできた会社もあったので、何が幸いするかわからない。

京都アニメーションの件も触れてた。事件があったということもあるか、ヴイナスでも関わってる(エンドロールにも出てる)。当時はまだサンライズの下請け的な会社だった。

三十年経ったので制作に関わった人たちと連絡が取れない人が多い(業界から去ってしまった人たちもいるので)

実写が交じる部分があるが、アリゾナロケ。ただし予算は100万。フィルムじゃなくてビデオで撮ったのでコマがあってない。

一部のシーンはAセルだけで描いた。当時はせいぜいEセル。今はZセルくらいまで行ったりするからとんでもない(笑)


クリップ

ま、そんな感じで。

写真はポスターと安彦さんのサインなんぞ。



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