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2019年11月16日13:21

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「桜を見る会」という「(首相支持の)サクラを見せる会」。

「資料は残っていません。」「証拠がありません。」の弁明を繰り返し、度々の追及によって、内部告発や内部資料の存在発覚があれば、「その出所は疑わしい」とし、「信用できない」、「そうした指示は出していない」と一蹴。その後告発者を処罰し、一方でごまかし通した者はお咎めなし。

自衛隊の日報、「もり・かけ」での便宜供与、勤労統計偽造、そして今回の「桜を見る会」という名の「(首相支持の)サクラを見せる会」。

首相自らの後援会が招待されている時点で、その会の運用も疑わしいが、「名簿がない」、「明確な基準ははっきりしてない」、「私の指示ではない」を前例どおり繰り返す。指示はせずとも、意を汲む人でなければ切り捨てることを繰り返していれば、過度の忖度を迫る実質の強要となることを、知っててやっているとしか思えない。

その気になれば、名簿なんて見つかるはず。名簿が見つけられない、再現できないほど、極秘裏に行った招待でもあるまい。名簿の発見、再現より、なくなったとした方が得策という判断ゆえのおとぼけだと考える。誰が参加したかもわからない招待制の、内閣総理大臣が主催する会なんて、ありえるのか?

あえて、触れておくが「桜を見る会」そのものがいけないというのではない。その会を利益供与の場として汚した行為が問題であって、後援会を招待したというのであれば、公職選挙法違反の問題になる。問題は、安倍首相の運用の仕方である。「会を中止」すれば収まる話ではない。追及すべきは悪用の仕方であり、首相権限の濫用の有無に尽きる。それはそのまま、現政権のあり方につながると思う。

このままでは、忖度できぬ者は次々切り捨てて、忖度できる者だけを残し、「指示や強要はしていない」「自らは動いていない」と言い逃れる支配がまかり通ることにならないか?

以前までの「桜を見る会」では、功績のあった人が集まるというイメージであったが、今回の件で「(首相支持の)サクラを見せる会」のイメージができてしまった。招待されて行かなければ、切り捨てられるかも知れないと思う人はいなかったのだろうか。招待枠を示されて、何が何でもその枠を埋めなければと思った人はいなかっただろうか。

安すぎる参加費が、そんな支配をあぶり出しているように思えて、恐ろしい。

それを「低俗な話はもう終わりだ」とする自民党幹部。
本来、晴れやかでいて誇らしい会を、低俗にしたのは誰か?
弁明を聞くほどに、腹立たしくなるばかりなのだ。

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■安倍首相、逃げ切り躍起=桜を見る会、異例の20分超説明
(時事通信社 - 11月16日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5866284

 安倍晋三首相は15日、「桜を見る会」をめぐる問題について昼と夜の計2回、記者団に説明する異例の対応を見せた。2回目は20分以上を費やしたほどで、自ら疑惑を払拭(ふっしょく)する姿勢を示し、厳しく迫る野党の追及を振り切ろうと躍起だ。

 「さまざまな報道があったので事務所から詳細について報告を受けた」。15日夜、首相官邸の執務室を出て記者団の前に現れた首相はこう切り出すと、浮上している疑問点に一つ一つ答えた。記者団の問い掛けに答えず立ち去ることの多い首相の丁寧な対応には危機感がにじむ。

 関係者によると、菅義偉官房長官ら官邸幹部は桜を見る会の中止を決めた13日以降も、この問題への対応を協議してきた。特に重視したのは、首相の後援会が桜を見る会の前夜に地元支持者を招いて催した夕食会だ。野党が公職選挙法や政治資金規正法に抵触する疑いを指摘しており、今後の火種になりかねないと判断したためだ。

 官邸幹部は夕食会の会場になったホテルにパーティー費用やメニューなどを問い合わせ、弁護士にも相談。首相はこうした事前準備を踏まえ、万全の態勢で「即席記者会見」に臨んだ。

 自民党幹部は「しっかり説明した。低俗な話はもう終わりだ」と語り、幕引きを急ぐ姿勢を示した。与党は、野党側が求めている衆参両院での予算委員会集中審議の開催に応じない構えだ。

 首相は記者団に「国会でお決めになれば、政府として説明を果たすのは当然」と強調したが、これを伝え聞いた別の自民党幹部は「国会は決めない」と明言した。 
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