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2018年12月21日22:54

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根本的には学校給食への無関心がある

「昼食が食べられればそれでいい。」これが、多くの保護者の思いではないだろうか。その思いの裏側に、「できればお金がかからない方が良い。」「できれば子どもの好きな物が出てくれればいい。」「無理に全部食べなくてもいい。」…、そんな思いがないだろうか。それは学校給食への無関心・無理解だと思う。もっと言えば、食育の放棄とでも言えるかもしれない。

その無関心が、学校給食にかかわる人々の「必要な食べ物を必要な分は食べて欲しい。」という考えを押し潰そうとしているように思う。ここでいう「必要」は時代とともに変化し続けている。戦後すぐ頃であれば、「必要なカロリー摂取」を補完するための物であったし、その後「必要な栄養の摂取」となり、今や「食文化の継承」まで請け負うようになっている。

摂取カロリー、栄養摂取、季節の食べ物、現地での農産物、行事に合わせた食文化…。学校給食の意義はとても大きいと思うのだが、そうしたところには、あまり注意が向かず、そうした部分での保護者の意見はほとんど聞いたことがない。

給食費の値上げや、完食の強制、子どもの好きな物が食べられるようにという要望等についてのニュースは聞こえてくるだけに、冒頭のような給食への無関心・無理解なイメージがつきまとってしまう。

この夏、全国で強い要望がおきたクーラーの設置のように、「必要である」という認識が大きく広がれば、学校給食への見方も変わるだろうし、それに対する予算も増額されるのではないかと思うのだ。

まずは学校給食の必要性を知って欲しい。
そのメッセージがこの記事にはしっかりとあることを評価したい。


■仙台の学校給食、栄養不足? 「もう一品」が厳しい実情
(朝日新聞デジタル - 12月21日 13:41)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5428796
(以下記事)
 仙台市立の小中学校でここ数年、給食の栄養量が国などの基準を下回っている。食材の高騰で十分な食材を調達できないためだ。20日の市学校給食運営審議会で、給食費の値上げについて今後議論する方針が決まった。審議会の委員で、小学校の栄養教諭の岡崎博子さん(45)に現状を聞いた。

 ――給食1食あたりの栄養素別充足率の今年度の調査が11月に明らかになりました。エネルギーやカルシウム、ビタミンなど10項目のうち、小学校(3、4年)は5項目、中学校は9項目で、国や市の基準を下回っていました。給食運営の現状はどうでしょうか。

 「運営は厳しいです。消費税が8%に上がり、不作などの影響もあって、食材の価格が上がっています。特に肉と魚は、一度値上がりするとなかなか下がらない傾向があります」

 「バランスよく提供したいのですが、使いたい食材を買えないことが増えました。パンに使う小麦粉も、これまでは安かったのですが、国際情勢を受けて値上がり傾向です」

 ――具体的な影響は。

 「主食、主菜、副菜、汁物の4品をそろえたいのですが、厳しい。主食と主菜、具だくさんの汁物の3品になるときがあります」

 「おひたしや果物をつけたいのに、お金が足りないこともある。地場のみやぎサーモンや笹かまぼこも使いたいが、そうした特産品も安くはない。子どもたちに物足りないと思ってほしくないので、どの栄養士も努力しています」
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