終わりの始まり祭典編

二度目の新型コロナウィルス対策ワクチンを土曜日に注射されて帰ってきて、昨日日中の体温はこの程度だった。



それでも頭痛がちと重たかったのでロキソニンを服用して二時間ほど就寝しなおした。ちょうど東京五輪男子マラソンの死闘が展開されていた頃である。後で聞いたがずいぶんと途中棄権者が出たそうで、やはり札幌にしたところでダメだったんである。ほんと、１０月にやりゃあいいのである五輪は。

とかなんとかその五輪も昨日閉幕した。



都内はじめ国中で新型デルタ株による感染者が飛躍的に増大したと思しき状況ながら五輪は敢行いや断行された。アスリートたちにとっては実績と足跡を残せた点は評価すべきであろう。

なれど先日のＡ日新聞では三井物産会長のひとが、今回の五輪と世界のコロナ禍は当初から切り離して各々で対応する方策をとるべきだと寄稿しており、ああ商流含めた経済が一大事の人の発想だなあとげんなりさせられた。
ＩＯＣの広報責任者のアダムスとかいう男は「これはパラレルワールドだ！」とほざいたそうで、こいつパラレルワールドの定義を知らずにこの言葉を引用しているさまに呆れた。もっと小松筒井星といった日本ＳＦの巨匠たちの作品を一読してから言ってもらいたかった。まあＩＯＣなんぞはしょせんアレな連中の有象無象なのであろう。

閉会式ではあの大竹しのぶさんが登場し歌唱していたと聞き、ああそういう人選であったかと思った。
僕ならいまでも彼女に未練をもつ悲しいお笑い芸人のさんま師匠にご登場いただき、あの決まり文句を少しいじって

「アホちゃいまんねんバハでんねん！」

と大声で叫んだ後、いじめやホロコースト履歴暴露で干されたクリエーター連中に「バッハゴーホーム！」のシュプレヒコールを叫ばせるという演出をするところだ。受けねえだろうなあやっぱり。

　

今回の東京五輪開催でもって僕が感じたこと。それは五輪大会そのものがこれだけ肥大化腐敗化してきてしまっているからしていよいよ「終わりの始まり」がこの東京で始まったということである。今後なお巨額を投じてこの祭典を開いたところで、しまいには誰も観なくなるのではないかとマｊに思うようになった。末期的な感におそわれた。

ならそれでいいと思う。なにもデカい大会でなくともあの「為末大運動会」にこそ真のスポーツフェスのヒントがあるような気がする。いかがでしょうか。

昨日は夕方からともみの保育園児のおともだち一家と協働でかぶとむし捕獲の餌を近所の公園で仕掛けた。そしてそのままお宅のお庭で花火を楽しんだ。

　

数十年ぶりに線香花火を楽しんだ。翌朝の今朝に餌の仕掛けをみたところ、あいにく獲物はかかっていなかったが、朝に皆で公園に集っての三作は楽しかった。そのうち台風の影響か非道いどしゃぶりにあい急いで逃げ帰った。



有意義な昨夕今朝でありました。