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2020年09月24日05:17

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哀しき轍(わだち)

先日録画しておいた「インタビューここから」は待望の武田真治くんだった。

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図らずも売れてしまい独り歩きしてしまい天狗になってしまった青春時代。その後健康を害して低迷苦境に陥った際に出会った筋トレ。そしてそれらの経験を糧に謙虚に仕事に取り組む現在。三段ステップの三題噺のようで面白かった。
そうして彼は言った。嫌いなこと嫌なことを成し遂げる先に想像もつかないすてきなことが待っている。努力は必ず報われる、と。

よく努力したからといって必ず成功するとは限らない。なれど成功した者はすべからく皆努力しているというが、武田くんはそれは努力がちょっと足りないだけですと断言していた。かつて軟弱な青年はかくも強い中年になった。武田くん、ご立派です。よかったね♡。

一方でこのお方だ。

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元TOKIOのメンバーだった山口達也くん。なんとオートバイで酒気帯び運転して追突事故を起こしてしまい逮捕されたとあった。たしか彼若い女の子と問題起こしたのも酒飲みすぎでの狼藉だったと思う。もう酒に溺れちゃってるんだね(-_-;)。

原付なれどバイクに乗っていた僕だからちょっと分かることがある。酒飲んでのバイク運転は自殺行為だぞ。よく本人死ななかったねえとそちらに感心したよ(-_-;)。まあそれだけ自暴自棄になっちゃっているんだねえ。世間の目は厳しいと思うが、酒に溺れた経験のある僕からすれば彼ちょっと可哀そうです。誰か寄り添ってくれる人いないんかねえ。城島さん、忙しいかい?(-_-)。

今日の話はバイクではなく昨今一部でバイクとも呼ばれている自転車のことだ。スポーツ自転車を乗りこなしている知人から最近はサイクラーなどと呼ばずにバイカーと言うんだと教わりたしかにそっちの方がかっこいいと思った。

家内と僕が乗っているのは電動アシスト付きの自転車でありチビたちを送迎するための大事な足として日々活躍している。なれど我が家の自転車の隣に停まっているこちらの自転車はわけありで現在稼働していない。こちらだ。

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こちらのカゴ付き自転車は我が家の斜め下の階下に独居で暮らす品のよいご婦人の連れ合いの旦那さんがかつて乗っていたものだ。その主の男性は2年ほど前に傘寿で突然急死してしまいいまはいない。もともと心臓に持病を抱えていたらしく、そのための「急死」だと奥さんから教わった。

なのでこの自転車を乗るひとはもういない。なれど奥さんはこれを一向処分する様子はないようである。共用の駐輪場は月額わずか300円とはいえ有料だ。だがそれも意に介さない様子である。

生前ご主人はよくこの自転車をゆっくりゆったり漕いで近所を周遊していたものだった。きっと奥さんんみはあの日のご主人の面影を感じてしまいこの自転車を処分しきれずにいるのだと思う。家内と僕はそう推測している。ちょっと悲しい自転車なのであった。

そして団地内にはもう一台悲しい自転車がありこちらだ。

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斜めスタンドではなく本体とセパレートの専用のスタンドをかまされているおそらく高級スポーツサイクルだ。以前この自転車を推定42歳くらいの男性が自慢げに磨いていたものだった。その時この自転車を目撃したが、真っ赤なフレームのそれはちょっと見慣れないロゴが車体に描かれておりいかにも高級そうだった。推定で30万円くらいはしそうな超高級自転車だ。

それがいまではカバーをされて鉄柱にくくられてそのまま置き去りにされており、タイヤは前後輪ともに空気が抜けきっており無残な姿をさらしている。
おそらく雑誌で本格派のバイカーの颯爽たる姿を見て憧れて金にあかせて高い自転車買ってさあ俺もこれ乗ってカッコよく行くべえと思ったのであろう。

ところがバイクと自転車では大きな隔たりがあり、当たり前だが自転車は自身の体力が動力なのだ。それに実績も自身もさらにはそれに付帯する意地も根性もなかったものだからして高級サイクルはあっちゅう間に飽きられて粗大ごみと化したといったところであろう。なんだか自転車がその役割をロクに果たせず放逐され朽ち果てていくさまを見るとたいへん可哀そうである。

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ちゃんと乗っていればこんな感じでかっこいいのだと思う。
そういや以前テレビで観た哀れな楽器を思い出した。定年退職後に倹約を重ねた熟年男性がおり、そうして蓄財したお金で念願のアルトサックスを奥さんにご褒美で買ってもらっていたのだが、このおっさんサックスを吹く心得がないものだからして、子どもがライダーベルトを腰にまいて喜んでいるのと同じようにサックスを持って身構えて吹くかっこうだけして喜んでおりそれ見てバカかと思った。
やはり本懐を遂げられない楽器そのものを可哀そうに思ったものだった。

とまあそんな自転車たちが僕のすまう団地の駐輪場にどちらも眠っているということだ。高級なほうなどはタダで僕にくれまいかと瞬時思ったりもしたが、おそらくフランスかイタリアの外国製であろう手直しして乗れるようにするまでに部品代で万と費用がかかってしまうであろうからしてほしいとは思わない。っていうかまだ動く状態でワットマンスタイルに持ち込でいればけっこう高値で売れたのではなかろうか。まあ僕が心配してもしょうがないか(*´ω`*)。

昨日上着を買った。

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ROGOSというアウトドアのウェアーでフードが付いているパーカー風だ。色が真っ黄色と紺のツートンと54歳にしては頑張った。
これを求めたのは洋服の青山だ。ネットのプロバイダへの支払いをAOYAMAカードで決済しているのであるが、そのおかげで青山から毎年商品の割引券を3千円ぶん送ってくるのが今年からなんと4千円にふえた。

その4千円とさらに買い物10%引き券を原資にしてこちらのジャケット税別9900円を買った。税込みで11千円くらいするものを他にもカード会員値引きやTポイント還元やらフルに使ったらなんと53百円で買えた。これを買う際に付きあってくれた店員の女性で女優のりょうちゃんに似た美人のおばさんが別途5百円値引きしてくれたのだ。
りょうさん、きっと僕に惚れてるな(>_<)。5百円はいいから一発ヤラせてほしかったよと夕方家内に話したところ、往復ビンタを食らいましたとさ(´;ω;`)ウゥゥ。
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