バーガーパーティー２０２０

先日の紙面からのニュースであり、みみっちい話である。

　

いまスーパーやストアなどの店舗で「カゴパク」なる窃盗の軽犯罪が問題になっているそうである。カゴパクとは店舗内で買い物を放り込むあのプラスチック製のアミカゴをパクる（盗む）行為をさす。これが昨今急増しているというのだ。

きっかけは今年７月からついぞ国内全店舗で対象になったレジ袋の有料化である。いままでタダでもらえたレジ袋が有料となってしまったため、ケチな野郎どもがレジ袋の代わりだままよ！とカゴに荷物を入れたまま持ち帰ってしまうというのである。

あのカゴは店がひとつ３百円で仕入れるとあり、ある店舗では月間で１５０個も盗難にあったとありそれだけで被害額が４５千円となりけっこうな損害だ。
こういったケチくさい犯罪の行動原理は行動経済学では『損失回避』という専門用語で説明されるものであり、レジ袋代惜しさに過剰な行動に出てしまうとあった。

僕が経済学部の学生時には専門課程で行動経済学というのはたしかなかった。この方面の学問も進んでいるのであろう。
話がそれた。こんなチンケなことを繰り返す輩は後で必ずどこかでしっぺ返しを食うと思うのでやめた方がいいと思う。一個３００円だって立派な窃盗だ。たかが一枚３円５円のレジ袋代ケチってまでして犯罪者になって楽しいのかねえ(-_-;)。

次女ともみが突然「ハンバーガーを食べたい」と叫び出したので、作ることにした。それまでの我が家ではチビたちにハンバーグを作るとそれが大好物な長女めぐみは残さずしっかり食べてくれるものの、ともみは日によって食べたり食べてくれなかったりして難儀であった。

そこへきてのハンバーガー食わせろな！なのでどういう風の吹き回しか分からないが、これはいい傾向なのでありがたい。しかもともみはハンバーガーでパーティーにしてくれとも言うのであった。なのでこんな感じでやってみた。

　

ハンバーガーサイズでつごう十枚焼いてみた。他にレタスとトマトスライスとソースとサンド用のパンを用意して各自めいめいに自分がかぶりつくバーガーをこさえて食べるというスタイルだ。

これが楽しかった。パスコのコッペパンとマフィンで挟んで食べるそれはお店で食べるものよりもはっきり言ってかなり美味しかった。
そういや近頃はめったに外食もしていないが、最後に店舗でハンバーガーを食べたのはいつであろうかちと思い出せない。

僕はそもあまりというか外ではほとんどハンバーガーを食べないしめったにマックに入店しない。わが町の駅中にロッテリアがあり、そこでＪＡＦ優待のコーヒー半額セールをしていた頃はロッテリアに日参していたこともあったが、ハンバーガーは食べなかった。そこも優待サービスを終了して駅店の大改修で店舗が移ってから行くことが皆無になった。

たまに横浜で中古ＣＤなどの買い出しに行く際に手近に食事を済ませたい時にときどきファーストキッチンを利用することがあった。その際はチキン竜田バーガーを食べたがハンバーガーは食べていない。

おかしいなあ(-_-;)。僕ハンバーガーもパンも好きだがなぜかハンバーガーはよう食わんのである。なんでだろうか。
そんな疑問などよぎることなく昨日は自家製バーガーにかぶりついた。

　

こんな感じで二個こしらえて食べた。ハンバーガーってけっこう食いでがあるので腹いっぱいになった。なによりともみも５歳児の小さい身体に関わらず二個頬張っておりおおともちゃんすげえな！と思わされた。家内もがんばって大口開けてほおばっており皆してこの小さいパーティーを楽しんだ。

１０枚焼いたハンバーグは４枚余った。それ見たともみが今晩も続きをやると言っている。あはははは。今夜のメニューを考える手間がはぶけたよ(*´ω｀*)。いやたまのハンバーガー、なかなかいいものでありました。

録画していたＮＨＫＢＳの「業界怪談　登山編」を観た。すんげ怖かった(´；ω；`)ｳｩｩ。



山小屋からふもとに下山する山小屋亭主にびったり引っ付いてくる軽装黒衣の青年。凸凹の急斜面を滑らかにすべるように追ってきていたので明らかにこの世の者ではない。
そしてこちら。



霊峰富士を団体パーティーで登山中に濃霧ではぐれてしまった男性ふたりが八合目で出くわした光景だ。富士山にあるはずもない沼地に立つふたりの巫女。そして彼女たちにざんげしていると思しき黒衣の男。この世のものとは思えぬ光景にふたりは絶句しつつ恐怖で逃げ出した。

いちどきにふたりが同じ夢幻を夢見るはずもないので、これはふたり同時に得てしまった霊体験であろう。ちょっと信じがたかった。
富士山ってこんなこええ山だったのか？僕３０代の時に二度登頂したが、よく無事だったよなあ。友人の弟さんが数年前に富士に飲まれて落命している。けっこう怖い山だったのね富士山(-_-;)。

番組ではそもそも山自体の恐ろしさを伝えていた。登山禁止の同じ個所で毎年死者が出ていたりとかするそうだ。山ブームであるらしいが、実は命が試されるおっかない場所なので、皆さん覚悟が必要だとありました。こええよマジに(-_-;)。