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2020年07月13日05:34

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女の幸せ、男の幸せ

先日これを買って飲んでみた。

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ポッカサッポロ飲料の「シークワーサーソーダ」だ。はて名前はよく聞く南国沖縄育ちの果物であろうが、かつてこれを飲み食いした記憶がないので飲んでみた。どこか遠くで異国の味がしたものの、レモンソーダとの味の区別がよくつかなかった。

それもそのはずで、ラベルには果汁1%とあった。試しに日ごろ炭酸飲料が苦手な家内にひと口飲ませてみたところ、ああシークワーサーだねと言われた。シークワーサーのこと知らないの世間で俺だけか?(-_-;)。また売っていたらもういちど買って飲んでみよう。ってかこれがよもやポッカサッポロの「返し味」の販売戦略ではあるまいか!まさかなあ((+_+))。

土曜日夕方に毎週録画している「男はつらいよ」を今朝洗濯物を干しながら観たところ、数ある寅さん作品の中でも名作のひとつである第15話の「寅次郎相合い傘」であった。旅先北海道で寅さんがあのリリーともひとり会社と家庭から逐電してきたサラリーマンの「パパ」との三人で珍道中を行なう楽しい回である。

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パパ役の船越英二さんが実にいい味を出しており、顔見るといまや親御さんである彼の方が息子の英一郎さんにそっくりでありなんだかおかしい。
ドラマ中盤であるが、このパパが北海道に暮らす初恋相手を訪ねて後センチになった際にそれをなぐさめようとする寅さんと、なにそれ女々しいわあと嘆くリリーの間で言い争いになるのである。

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その際にリリーは言った。寅さんの言う「女の幸せは男次第」のひと言に対し反感を得たリリーはそれを男のエゴだと言うのである。
この作品を初めて僕が観たのはいつであろうかそしてその時このシーンに対していかような心持ちを得たかは思い出せない。

なれど再婚果たしていまや幼児ふたりの家庭持ちとなった僕は断言できる。リリーさん、あなたのおっしゃるとおり。あなたが正しいです、と。

この作品が公開されたのが75年とあるからして、ひょっとすると世はウーマンリブと叫ばれた時代であり、オイルショックがあったものの世の中が上向きの時代にあって女性の地位向上が叫ばれつつあった時代ではなかったかと思う。

そのことを山田洋次監督は作品中にメッセージとして込めたのではあるまいか。寅さんシリーズってほんと、観る回数を重ねるほど示唆の多さに気づかされてしまいすごいと思う。

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ふと思い出した。僕は家内と結婚する際に家内に対して、俺を幸せにしてくれとなんとも女々しく懇願したものだった。家内はそれに笑顔で応えてくれたものだった。
実はこれあの映画作品と一緒なのである。

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「釣りバカ日誌」だ。主人公の浜ちゃんが愛妻のみちこさんに結婚を申し込む際も「僕を幸せにしてください!」と叫んだとあった。僕このことをまったく知らずに家内にああ言っていたのであるからして後にああ俺ってあの浜崎と同程度の低劣男なんだなあと少しの落ち込みを余儀なくされたものだった。

これまた毎度言っていることであるが、男が女をまたその反対で男が女を幸せにするとかしないとかよく言われるのは、べつだん性別で定義づけられるものではなく結局はひと対ひとの問題そのことのみだということだと思う。僕は家内と出会って家内がかくもやさしい女だったので僕がああ言って甘えたというだけの話である。
そして家内は僕に言った。わたしの幸せはあなた次第なのよ♡と。それでいいと思う。
一曲まいりましょう。



それにしても今回の梅雨はよく雨が降る。今日も夕方から雨の予報だ。先日会ったスーパー鮮魚コーナーの大将Eさんによれば、今回の熊本豪雨のような雨は東南アジアのハリケーンが東上している影響だそうで、あと5年後くらいには関東地方がああなるとちと怖いことを教えてくれたのであった。貯金崩して小型ボート買っておくか?寝るとこなくなるなあ(-_-;)。
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