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2020年07月12日09:04

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令和大工調べ

先日日記に書いたがいま次女ともみがポケモンに夢中である。昨日は買い足してもらった粘土でこれらを作った。

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ピカチュウとなんちゃらとかんちゃらである。この子バカ親の意見ながらなかなか手先g器用で感心する。そろおろピカチュウのゲームが欲しいと言い出しそうで怖くもあるが。

チビたちの学習机が届いたのが二週間前の今日だ。バタバタしてたいへんであったが、義父母の協力もあって無事納入が叶ってなによりであった。

実はこの日のことで日記には書かずにペンディングにしていたことがあった。というのも内容がまたもこいつらのことでありそれも恥ずかしい話につきつまりは身内の恥にあたるからである。なれどやはりオモロイので載せることにした。

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机と椅子が搬入されて後、勉強部屋の家具レイアウトも落ち着いたので、義父は当家のPCをいじりだしていつもの得意の写真の編集をやり始めた。
それが早々に片付いたようで、僕はなにやらPCを前にした義父に呼び出された。

義父によると、なにやら音楽鑑賞のクラウドアプリがあり、義父はそこにお気に入りの演歌曲をたんまり貯蔵してはそのアプリを開いてPCで演歌を楽しんでいるのである。これは以前使用していたOSが「7」の時にも我が家のPCに頼みもしないのに義父がインストールしてくれたことがある代物である。

義父が今回もこのアプリを入れてあげようか?と言ってきたので僕は丁重にお断りした。なぜならあてがってもらった数多の演歌曲を僕はついぞ一度も聴くことがなかったからでありつまりは無用不要だからだ。

なれどなぜか義父はしつこく僕にこのアプリ導入を迫ってきてしまいには演歌の素晴らしさを僕にいまさらながら説いてきたので、うっとうしくなりしかも机搬入にともなう雑事や皆の食事の支度などで疲れ気味であったので、無神経に演歌を勧めてくる義父にちょっとイラついた。なので義父に言ってやった。

お義父さんはクラシック音楽など聴きませんよね?僕がクラシックを勧めてもピンときませんよね。僕にとって演歌は残念ながらピンと来ないんですなので無理強いしないでくださいとやんわりになれどそこそこきつく説いた。これでバカ演歌を勧めてはこなくなるであろうともくろんだのである。

すると義父から思いもよらぬ発言があったので僕は一瞬ぎょっとした。そしてちょっとした会話となった。以下である。

父「おとうさんもクラシック知ってるよ」

ヨ「へ?どういったのを聴くんですか?」

父「うん。♪じゃじゃじゃじゃ〜ん♪。運命!」

ヨ「ああそうですか。(いちいちじゃじゃじゃじゃ〜んとか言うなよ(-_-;))」

ここで僕は会話の続きを待ち、次に義父の口から出てくるクラシックの楽曲なり作曲家なりの名前の登場を寸時待ったが義父はこうだった。

父「・・・・・・・・・・(*^▽^*)」。

ヨ「あの、他には?」

父「うん。あたまじゃわかっているけど曲名とかは知らない♡」

ぎゃははははははははは。あのなあ。そういうのを「知らない」っていうんだよ!あたまじゃわかってるっていうけど、何をどうわかってるんだコイツ?と僕は笑いながらも暗澹たる気分にちとなった。そしてこちらからトボけて訊いてみた。

ヨ「運命って誰の曲でしたっけ?」

父「タク〇さん、そんなことも知らないの?ベートーベンだよ!」

ヨ「そうですね。他に彼の曲は知ってますか?」

父「う〜んとねえ。え〜とねえ・・・」

ヨ「この歌詞ご存じないですかこの曲で。『♪晴れたる青空ただよう雲よ♪』」

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と僕はここでベートーベンの第九の「合掌付き」のサビの部分を歌ってみたのであった。
すると義父がああそれ知ってる!と食いついてきたので、ああそれくらいなら義父も知っているんだなと思った。そして義父は僕にそれ何ていう曲かと訊いてきたので、『第九』ですよと答えたところ、義父はうなずいてこう返してきた。

父「そうだそうだ。『だいくの歌』!」。

ヨ「『第九の歌』ではなく『第九』ですね」。

父「ちがうよ!『だいくの歌』だよ!」。

なんか「第九」のイントネーションがおかしいぞ?義父のは「大工」に聞こえるぞ?
そこで僕はいちおう確認を込めてこう言った。

ヨ「これは『交響曲第九番合唱付き』ですね」。

すると義父は真顔になりつつこう言ってきたのであった。

父「『第九番』?ええっ?これって『大工の歌』で大工さんをたたえる歌じゃなかったの?」。

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だはははははははははははははははは!だ、大工さんをたたえる歌!なんでベートーベンが家建てるおっさんたちを讃辞することになるのよ!「第九」を「大工」!ってよかザッパマン、一般教養なさすぎじゃねえのか?

笑いをこらえているとザッパマン。僕が伝えた衝撃でもなんでもない事実が衝撃だったらしく、傍らにいた女房の義母に訊いたのであった。曰く、
おかあさん知ってる?大工の歌じゃなくて第九番目で第九なんだってさ!

そう話を振られてきた義母はさぞかし迷惑でありおとうさんそんなことも知らなかったの?とでも返してくるかと思いきや、義母の口から出た言葉にも僕は驚かされた。

母「おかあさんクラシックには興味ないからどっちでもいいわ」。

あ〜あ。こいつは今日も思考停止してるなあ(-_-;)。ってことは義母も「第九」のことよくわかってないんじゃねえのか?まったく夫婦そろって一般教養なさすぎじゃねえのか?むかし中学の音楽のテストで級友のOくんはビゼー作曲の「アルルの女」の曲名を「ビゼーの女」と称してクラスで失笑を買っていたが、あれよりひどいぞ(´;ω;`)ウゥゥ。

いまさらながらであるが、義父のことバカだ低脳だ魯鈍だノータリンだとののしってきたが、ひょっとして義父はこれらにあてはまらず、まさかであるが軽い知的障碍ではあるまいかと僕は疑い出している。そうすると数多あった粗忽の仕儀すべてにおいてあてはまる気がするのであるが。どうなんだろ(-_-;)。

当時チビたちの世話で離れていた家内に夜になって彼女の両親のこの仕儀をやんわりと訊いてみたところ、家内から言われた。もう私の両親の無知をこれ以上さらさないでね♡。
ああ、かあちゃん!すんまそん(-_-;)。なんで俺が謝ってんだ((+_+))。

とまあそんなことがあった。かたや低脳こなた思考停止。破れ鍋にとじ蓋。まあ義母ときたらビートルズとアバの区別が、義父となるとアバとサーカスの区別もつかないくらいだから、ま、しょうがないか。こいつらの老後の面倒みるの、けっこうたいへんかもなあ(*´ω`*)。

今朝また一輪咲いてくれた。

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連日雨のなかの今朝は寸時の晴天だ。ヒカルちゃんの「二時間だけのバカンス」ってこういうのも言うのかもね(*´ω`*)。
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