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2020年07月04日07:03

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疲れてますか?

昨日掘り出し物を得た。こちらである。

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石井隆先生の装填本からなる6作品だ。先日ブックオフに古着他を売りに行った際に古書コーナーで立ち読みしていたところ、一冊石井先生の作品を見つけたのであったが買わずに帰った。あとからそれが惜しまれて昨日寸暇を縫ってお店を再訪しまたもコーナーを物色したところ、この6作品と出会ったのである。それもどれもが一冊370円の破格だ。

おそらく先生のマニアが今般まとめて手放したのであろうが、バカなブックオフはこの本の価値がわからずかような廉価でほっぽり出したようでありこちらにとっては僥倖である。
70から80年代に活躍して石井先生の作品はまあジャンルでくくればエロ漫画に尽きるのであるが、先生の描く女性こそが数少ないほんものの『おんな』であると今でも断言できる。

昨日は「コタキ兄弟」のドラマを一気通貫で観てしまったので石井先生の作品はまだ拝んでいない。楽しみである。ああ、54歳のいまもエロの大好きな僕って(-_-;)。

今朝の紙面オピニオン欄は「お疲れ様です『考』」とあった。
過日いわゆる「おつかれさまです」という通過儀礼の定型挨拶についての違和感を提唱する人たちの意見が持ち上げられ、ちと話題になったことがあった。
僕が嫁さんにしたかった女のひとりである赤塚不二夫先生の愛娘の赤塚りえ子社長もそれついてやんわりと触れていた。まあさして疲れてもいないのにお疲れ様って言われてもねえ(-_-;)という感じであった。

この「おつかれさまです」について三方のご意見が寄せられたのが今朝だ。読んでみて面白かった。必ずしも否定的でないところに救われた気がした。

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そも僕であるがこの「おつかれさま」のあいさつとの出会いは学生の時だ。騙されそそのかされて入会した落語のクラブの基本的なあいさつがこのおつかれさまであったのだ。何をするにもおつかれさまであり、一服ふかしてもおつかれさまジュース飲んでもおつかれさま鼻くそほじってもおつかれさまオ〇〇ーに耽溺してもおつかれさま自分の肛門に右手中指を差し込んでもおつかれさまとしじゅうおつかれさまであった。

この時に教わったのが「ごくろうさま」についてだ。曰くこの挨拶は目上の人が目下にだけするものであるので一般的に広く使うことのないようにとクギを刺されたのであった。引き合いとして武家の挨拶を例に挙げられ、お殿様が部下の三太夫に対しては「ごくろうであった」と言いはするものの「おつかれであった」とは言わないことでわかろうというものでありほほうそうかと思わされたものだった。

なれど今朝の紙面では違った。お三方の寄稿中左端の噺家である立川談修さんの意見である。それによると落語会での挨拶の基本はおつかれさまではなく「ご苦労さま」にあるとあった。業界大御所の名跡大先輩に対して前座の座布団運びがかけることばでも「ごくろうさま」なのだそうだ。したがって上記のお殿様の引き合いはあてはまらないのである。

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これは今年で54歳にもなる中年もうすぐ熟年おやじの僕についても目からウロコであった。まあ学生時代のクラブの教えなどい〜かげんであったということである。

ただいずれにしても基本は相手をねぎらう言葉であるということだ。その気持ち精神を抱いていれば挨拶はいかようでもいいのではないか、と今朝思いを新たにした次第である。

おつかれさまなどと言われると「逆に疲れる」とか「軽々しい」と言われる世の中である。なれどお三方の真ん中の言語学者の倉持先生は言っている。「みんな頑張っている」という社会通念、「周囲に配慮してこそまっとう」という国民性、なにか声をかけることが良いコミュニケーションという思い、これらが「おつかれさま」の正体なのだ、と。

そしてこれに代替する次のことばか現れないかぎりは当面おつかれさまは続く、と。ああそうだろうなと僕も思った。

そんななかでもうひとりのご意見の旅行作家・哈日(ハーリー)杏子さんは教えてくれている。彼女の母国であろうか台湾ではごく気さくなあいさつとして「食飽末(ジャパーボエ)」と言うそうで、意味は「ごはん食べた?」と言うのだそうだ。
「あなたごはんちゃんと食べてる?」と言う気遣い。これいいなあと僕は思った。
そして彼女は日本の「おつかれさま」も「大丈夫?」と訊いているのと同じであり気遣いなのだ、としていた。

気を遣うのがたいせつなんでしょうねきっと(*´ω`*)。世の中自分のことだけでいっぱいの連中が多いからね。特にここ最近は細菌のせいで。

一昨日の夜のニュースを観たらここでも池江璃香子ちゃんの近況が報じられていた。

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久々にプールに入り肩慣らしで泳いだ距離が3千メートルというからすごい。なれどあの鍛え上げた豊満な肉体は闘病生活でかなり痩せ細っていたのにやはり病苦を思い知らされた。それでも10月の学生選手権には出たいとあり凄いと思った。
五輪は来年ではなく24年のパリ目指して地道に土台を築きますとあった。完全復活をお祈り申し上げます(*´ω`*)♡。
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