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2020年06月07日08:16

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屋根裏のジョー

政治記事欄ではめったに人を褒めないA日新聞において、このお方をたいへん高評価に論じてあった。

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このお顔を見ただけで誰か分かる人は相当な国際政治通か名前覚えが得意な変態のどちらかである。日本とは反対半球にある人口500万人の小国ニュージーランドの女性元首であるジャジンダ・アーダーン首相である。

この人なんと議会の夕食休憩の寸時を縫ってSNSを利用して議会の進捗状況やコロナ感染のレベル状況とその対応について10分ほどのライブ動画配信を自国民に対して発信しているというのである。まさにリアルタイムの政治である。

またこれを書いていた論説委員の方は彼女のどこがすごいかというと、偉くなる前とそうなってからもまったく変わらないのだそうである。人間だれしもリーダーやトップになると尊大になるが、この人は違う。ただ者ではないとあった。

他にもここがすごいえらいと書かれていたがここでは割愛する。この名前で検索すればある程度人となりが分かるかもしれないので各位お任せします。やはり真に偉いひとは女性であったりするのだ。アーダーン首相。こういう人もまた賢者であると思います♡。

もう一週間以上前のNHKの「ノーナレ」で取材を受けていたのはこちらのお方であった。

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このお顔を見ただけで誰かわかる人は古くからの漫画ファンか老人好きの変態マニアかのどちらかであろう。
このお方こそあの日本が誇る不世出の傑作漫画「あしたのジョー」の作画を成し得た超大物ベテラン漫画家のちばてつや先生御年81歳である。
最近の先生の生活を番組ではノーナレで紹介しており、ナレーションのないぶん気迫が感じられいい番組になっていた。

高齢で目もお悪いとありいまや連載をもたずに悠々自適の先生。かつては数多くいたアシスタントたちにはすでにお暇を出して、現在はたまに顔を出すマネージャーがひとりというもはやほとんど引退かといった生活ぶりである。

なれど取材中に出版社は講談社であったろうか、内容は自由で執筆をおねがいできませんかという掲載オファーがちば先生に入っており、まさに超大物作家に対する依頼でしかないなあと感心させられた。

目の具合がちょっとあれだから依頼はちょっとなあと渋る先生に対してマネージャーが加えたひと言が、

「今度の編集者は若い女性だそうです♡」

とあると、ちば先生即座に「やります!」と応えていて大笑いさせられた。
その依頼の執筆状況を番組ではあえて追わず、あくまで先生の日常を切り取っていた。

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先生の仕事場は自宅にある屋根裏部屋の狭いお部屋であり、そこにはかつての先生の作品群をきれいに陳列しているほか、デスクと執筆道具が所せましと置かれており、やはり窮屈そうに見えたが、先生にはその狭さが居心地が良いのだそうだ。

そして先生は屋根裏部屋には特別な思いがありそれに至る特別な経験があったことを紹介されていた。そう。昭和20年8月後の戦後体験である。
ちば先生赤塚不二夫先生と同じく幼きその時に満州からの引き上げを余儀なくされていたのであった。

赤塚先生は日本への帰路途上で幼い赤子の妹さんがお母さんの背中で冷たくなっていたというたいへんつらい経験をしていたことがあり、これは知っている方も多い事実である。
ちば先生はどうかというと、大陸で家族でこっそり逃げ隠れながら帰路を歩んでいたところ、日本人憎しとしていた現地中国人と思しきひとりの男により隠れているさなかを剝つけられてしまったのであった。

その男性に対し家族は全員土下座の低頭しながら命乞いをしたところ、なんとその男はかつて千葉家でもって親身に接していた中国人男性なのであり知り合いだったのであった。そして男性はこのよくしてくれた千葉一家を救うべく狭小な自宅に一家を招き入れ、屋根裏部屋にかくまって、ほとぼりが冷めるまでずっと滞在させてくれたというのであった。

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用便もその狭い屋根裏部屋で身をかくしながらするなど不便で窮屈ながらも、身を永らえられたのもその狭い空間があったればこそなのであり、ちば先生には思い出深い忘れがたき経験だったとあり涙を誘われた。
屋根裏部屋ではおとこ兄弟たちが絵の得意なちば先生のお絵かきにみな心なごんだとあり、それが後の偉大な作品の礎になったことに胸を熱くさせられた。

後の先生の偉業はご存じのとおりである。ジョーの前には「ちかいの魔球」「紫電改のタカ」「ハリスの旋風」、後には「おれは鉄兵」「あした天気になあれ」「のたり松太郎」ほか多数だ。あれだけの名作を成していまは狭い屋根裏部屋。先生もまた謙虚なお方であり心から敬愛する。

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先生もまたコロナ禍のいまを憂えており、窮屈な世間に対して思いをはせていらしていた。そして先生はおっしゃっていた。
こんな時だからこそ、日々を大切に愛おしく生きていかないとね、と。
やはり日本漫画文学界の巨匠である。あのイチローさんの、遠き道のりも一歩一歩からという名言を思い出した。なので僕も禁酒を始められたのである。いばれないよな、俺(-_-;)。

なんだかちば先生の作品が読みたくなりました。かつて一時期所有していた「あしたのジョー」。あれ手放さなければよかったなあ。なぜか実家には「ハリスの旋風」の第8巻すなわち最終巻だけあったが、あれまだあるのだろうか。
千葉先生。どうぞ日々充実した余生をお送りください。そしてありがとうございます♡。

昨日は餃子パーティーを家族で実施した。

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パーティーだからと次女ともみが横断幕をこしらえていた。あはははは(*^▽^*)。
朝早起きして僕が餃子のあんを仕込んで昼食後に4人で餃子の皮をくるんで仕上げて夕飯時には家内がホットプレートで焼いてふるまってくれた。
焼く時には水を入れずに焼いたので、皮がパリパリして最高に美味しかった。チビたちも家内ももりもり食べた。わが家は4人で一人前ということです。ごちそうさまでした。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年06月07日 09:59
    ジャジンダ・アーダーン首相、政治に疎い私なので、当然の如く存じ上げませんでした。そのように立派な方が政府にいらっしゃるなんて、ニュージーランドはいい国なのでしょうね。行ってみたくなりました。
    ちば先生、あしたのジョーは名作ですよね。今はもう引退されて、執筆活動はされていないのかと思っていましたが、まだ現役で描かれているんですね。
    ヨシタクさんの家では、昨日は餃子パーティーだったんですね。ともみちゃんが書いた横断幕が、その嬉しさ楽しさを物語ってると思いました。ホントに素敵なご家族ですよねハート
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年06月08日 06:04
    > mixiユーザー 

    このNZの首相ほかこのだびのコロナ禍で初動が秀でていた国の元首9名で連携を組んで、コロナ対策の名案を発信できるよう情報交換や公開を研鑽しているそうで本当に立派です。
    この9国のうちには小国がいくつかあるらしく、やはり大国のようなジャンボジェット機よりセスナ機の方が動きがいいということのようですね。

    ちば先生も僕にとってはやはり青春の師匠のひとりです。長生きしていただきたいです。昭和漫画界の生き証人でもありますし。

    餃子パーティーの着想を得たのはアニメ「クレヨンしんちゃん」からでした。野原家でやっていたのをチビたちが観ていて、うちでもやりたい!となったんです。過日に姉妹と個々ながら一緒に皮包みやっていたんですね。あれがどうも楽しかったようでした。食育の一環です。

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年06月08日 10:05
    > mixiユーザー 

    あらためてこんな家族をおほめいただき、ありがとうございます(´;ω;`)ウゥゥ。

mixiユーザー

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