mixiユーザー(id:14921690)

2020年03月29日09:09

88 view

人生四苦八苦

昨日次女とEテレを観ていたところ、久々にこのお方の出演する5分番組を観た。

フォト

おひとりでありながらまるでコンビ名かのようなDJみそしるとMCごはんちゃんである。この番組短いながらもうすでに5年以上続いている長寿番組であり観るとおもしろいのである。今回は彼女が小学校に出向いて歌った後に小学生たちに好きなたべものキライなたべものを聞き取りしており、ある男の子がたくあんきらいカレー大好きと答えたところ、MCごはんちゃんは彼にこう訊きなおしたのであった。

「じゃあ、たくあん入りのカレーはどうお♡?」

だははははははははは!そんなもんいくらなんでもおかあさん作んねえだろ!と腹抱えて観ていると当の彼がひと言、

「びみょー(-_-;)」

とレスしたのにまた笑わされた。このあたりがMCごはんちゃんの魅力なんであろうと再認識した次第である。さすがはEテレ。

この日記に幾度か登場してきたが今回のクールでイチ押しとしていたドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」が十二回目の先週でついに最終回を迎えた。四苦八苦できっちり十二話を揃えていたあたりも心にくいところである。

フォト フォト

いつも苦虫をかみつぶしたような兄・一路とフーテンのような弟・二路の兄弟レンタルおやじの迷走物語であったが、最後は旅立つ腹違いの妹・五月ちゃんと自身たちとの出生の秘密を秘密にしたまま別離となるちょっと甘酸っぱくもほろ苦い話なのであった。

フォト

なれど五月ちゃんはこの兄弟にどこかずっと親しみを得ていた理由が明かされ、彼女幼き頃当時まだ若かった兄弟たちに迷子になったところを助けてもらった過去があったのであった。ドラマ内のその小さな作りに大きな愛を感じた。

四苦八苦。兄弟はレンタル案件にぶつかるごとに苦しさつらさ悲しさおかしさそして愛しさを表出しそれらを紡いできたのであった。兄を演じた古館寛治さん、弟だった滝藤賢一さん。ふたりが傑出した役者であることも知り得ることができたこのドラマも一昨年の「dele」同様僕には十年に一度の傑作に思えたのであった。

これDVDが出るんだよなあ。う〜ん、どうしよ。4話目の余命いくばくの女性の話、6話目の二路が愛妻ユカとレンタル先で遭遇し兄一路が姪っ子と対峙する話、8話目のくず親父との再会そしてこの最終回と録画を保存しているものの、やっぱり全話一気通貫で観たいなあ。まあちょっと考えましょう。
いずれにしろ古館さん滝藤さん、ありがとうございました。面白かった素晴らしかったですよ。妹の五月演じた芳根京子ちゃんも素っ頓狂で好演でした。思い出に残るドラマがまたひとつ増えました。

フォト

それにしてもこのラスト。二路が一路に問う。くそ親父は零士でゼロ、兄貴と俺でイチとニ。そしてさっちゃんは五。じゃあ、三と四はどこいった?
上の写真はそれ言われて苦悩する兄とただ笑っちゃう弟なのである。いやすごかった。脚本書いたのどなたでしょう?あとで調べてみよう。いや大したものです((+_+))。

そしてこのドラマに続く次回クールの作品が発表された。なんとこちらである!

フォト フォト

なななななんと四半世紀前に少年チャンピオンから発信し、小学生界を席巻しおとなたちをも大いに腰砕けさせた問題作、あの「浦安鉄筋家族」が実写版となってテレ東から世間に殴り込みをかけるというのである。

おそらく主役は原作での息子の小鉄とならずに父親が中心となるであろう。上記の画像にあるとおりいま大人気の佐藤二朗のおっさんが原作どおりカートンごとタバコを喫っておりはやモーレツなドタバタの予感がする。

僕がイチ押しのキャラクターである小鉄の担任のバカ春巻は登場するであろうか。原作では春巻が家賃滞納してアパートを追い出されて放浪の後に高速道路の中央分離帯に住み着いていたのを読んだ際にはあまりのおかしさに失禁しそうになったものだった。

フォト フォト

いや楽しみです。いい春を迎えられそうだよ♡。あ、コロナ忘れてた(-_-;)。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する