なぜか埼玉だから千葉

今朝がた会社員時代のそれも強烈な夢を見た。
本社管理部門勤務で僕は監査部の監査担当であり他に審査担当の部署もあったが、今朝の夢見では僕が審査業務を担当し、問題得意先に訪店して得意先審査を上司方々と実姉した挙句、その得意先を閉鎖に追い込むという苛烈な夢であった。得意先の代表や従業員に泣きつかれるシーンもあり、目覚めたときにはなんであんな夢を(-_-;)と暗然とさせられた。

会社勤務から離れてはや１１年。これからもまだあんな夢を見るんだろうなあ(-_-;)。
昨日観終えたドラマがあり、ＮＨＫの土曜ドラマで全四話の「人の傷を癒すということ」である。実在した精神科医で在日韓国人でもあった安克昌さんの３９年の短い生涯の半生の魂の物語だ。安さんは阪神淡路大震災時に災害時心療を確立されたことで有名な方だと知った。

　

淡々として静逸なドラマであったが秀作であった。主役の柄本佑くんと尾野真千子ちゃんが出色だった。医師が患者に向き合う以前に人がひとと向き合う大切さを教えられました。

さて一昨日の日記にあった「翔んで埼玉」である。



埼玉どうよ？と僕が問われるならば語ることはわずかであるがあるにはある。
亡母のすぐ上の姉つまりおばさん夫婦がいまも春日部に健在であり、その長男一家で僕の年子の従兄もやはり春日部市内の隣町に住んでいる。

従兄には弟もいたので僕らが幼少の頃は母に連れられてこの春日部一家のところに遊びに行ったものだった。デンスケのようなカセットデッキがありそれで肉声を録音したりカブトムシを足に這わせてその痛痒さにどれだけ耐えられるかなどの下卑た遊びを男子４人で楽しんだ思い出がある。

それ以外というと上記の本社勤務時代に出張で大宮にある埼玉の支店に赴いたことが数回ある程度だ。それ以外の目的で埼玉に行ったという実績も思い出もまったくない。
はなわさんの歌によれば埼玉は名所名物が乏しく鉄道博物館以外に何もないとのことでありああそうかと思わされた。

なれど現在では埼玉は巨大ショップモールの群生地だそうで群馬栃木時々東京から人を集めているとあり世の中変わるんだなと思いもした。



映画では埼玉と千葉でガチンコの戦争をしていたが、僕にはやはり千葉の方がゆかりが深いし実際観光に行ったことが数回あるので千葉に軍配があがる。
東部では銚子漁港の食堂で食べたお刺身や犬吠埼に野田のしょうゆ工場見学。南部では南房総の温泉地に一泊逗留したこともあり、たしかポピーがものすんごくたくさん咲いているフラワーセンターにも行った記憶がある。

また九十九里にある白子温泉には二度行った。一度は独身時代の飲み仲間での慰安旅行で、二度目はそこを目指して家内とふたりで行った旅だった。逗留した翌日には牧場に行き家内が乗馬を楽しんでいたのが思い出深い。

お。けっこう千葉には行ってるなあ。別れた先妻と行った最後の旅行もたしか浜金谷とマザー牧場のある千葉だった。先妻のことはたいがい忘れたがあれだけはなぜか覚えている。

さらには一年だけ勤めた特殊工具のセールスマンであの旧新日鉄君津工場とＪＦＥスチール習志野工場に幾度か潜入もしており貴重な体験であった。
過日君津に電車を乗り継いで工場に行った際、乗ったタクシーの運ちゃんから君津はいいよ〜。４ＬＤＫの６０坪新築住宅が１５００万円で買えるよ〜と言われ、工場しか見ていなかった僕はああここはド田舎なんだとようやく悟ったりしたものだった。



千葉には大切なマイミクもひとりお住まいで時おり名産を送りあったりしているのでやはり千葉はわが住まう神奈川の隣県という思いが強いのだ。

なので埼玉千葉で競うなら住むならだんぜん千葉だ。海もあるしね。
なれどやはりずっと暮らしてきた神奈川それももう２４年暮らしている横浜西部チベット地区がいちばん僕には暮らしやすい。歩けば３分で畑があるし５分歩けば釣り堀もある辺境なれど暮らしやすい。

たいへん陳腐な言い方であるが要するに住めば都ということだ。なら書かなくてもよかったなあ埼玉千葉。ま、いっか(*´ω｀*)。

次女ともみがお絵かきを完成させた。



先日行った梅見の散策だ。ともちゃん、たいへにょくできました。親の欲目で五重丸ですよ♡。