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2020年02月06日05:51

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海ゆかば足元のそれ

昨日うれしい再会があった。
次女ともみが保育園で同級のひなちゃんのママが臨月で昨年末に出産予定とあり、最近になって無事女の子を出産されてお名前をミライちゃんと名付けたと聞いていた。
そのママさんと彼女が押すベビーカー内で生後一か月のミライちゃんが週一のスーパー買い出し中の僕が偶然出会えた。

ひなちゃんのママさんは僕が愛するパヒュームのうちのひとり美形のノッチに似ているたいへん美人なお母さんであり彼女の方から僕に声をかけてくれたのであるが、こちらハマのチベットと蔑称される地にある相鉄ロー〇ン内は通常だし汁で煮しまったような汚い上着を着たこれまた汚い下流老人ばかりであるのでその中にあって美人に声掛けされたため当初誰か気がつかなかった。それくらいひなちゃんママとは久しぶりであった。

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無事の出産のお祝いを述べた後にベビーカーの赤ちゃんをそっと見せていただいた。生後ようやく一か月の赤ちゃんはまさしく玉のようにかわいく愛らしかった。ひなママさんのご主人もたいへんなイケメンなのですでにかわいいひなちゃん同様ミライちゃんがどんなに可愛くなるか楽しみでありこれは壮大な遺伝の実験である。

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絵、へたくそだなあ(-_-;)。まさに絵にも描けない可愛さであった。ひなママさん、おめでとうございます。ご家族どうかお健やかに♡。

今朝ほど昨日録画しておいたEテレの「又吉直樹のヘウレーカ」を観たところ面白かったので先ほどまで通しで観終えた。今回のテーマは「プラスチックがどうにも止まらない!」とありかなり以前から問題視されている海洋漂着プラスティックごみについての考察であった。今回登場の識者がこちら。

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海洋物理学者で九州大学応用力学研究所教授でありしかも環境省「海洋プラスティックごみ研究プロジェクト」のリーダーでもある磯部篤彦先生である。
この先生人工的に大きな水槽に潮流を発生させてプラスティックごみのまさに「世界の流れ」を模擬ながら実現させつつ研究を推進させているすごい人であった。

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現在年間に製造されるプラスティック製品はなんと4億トンもあるそうでその中からなななななんと海洋に漂うプラごみは年間800万トンも発生する事態だというのだ。
そしてこれは自然消滅しないのでいま各国でせっせと回収処分していても到底追いつかず、やがて2050年にはその総量が全海洋に生息する魚類の総量を超えてしまうという海の2050年問題というのがあるらしく恐ろしいのである(-_-;)。

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では海のプラスティック正しくは外力により細かくされてしまった5ミリ以下のマイクロプラスティックごみがどう有害かというと、それ自体を人体で摂取してもそのまま排出されるので有害ではないのであるが、このプラごみというのが毒素の代名詞であるPCBやその他油性有害物質など海洋に希釈されて薄く広がっている有害物をなんとまあご丁寧に集め寄せてしまい、それが海洋生物たちの体内に取り込まれてしまうというのだ。なのでそれを捕獲して食う人間にも害が及ぶことになりこれまたたいへん恐ろしい。

ではこの海洋プラごみを世の中から無くす必要があるがそもここまで来てしまった人類にとっては残念ながらプラスティックはマクロ経済学的に必需品の側面があるのでおいそれと撲滅とはいかない。なのでそこにどう折り合いをつけつつ海洋ごみを減らしていくかという壮大な研究に現在磯辺教授はじめさまざまな分野の研究者方々が取り組んでいるとあった。

磯辺先生の言葉で心に残ったものがある。先生はかつて自身の先生から教わった言葉があり、それは学問にはふた種類のものがある。ひとつは「世の中を変える学問」ともうひとつは「世の中を知る学問」だというのだ。その方向性を決めて取り組むことが学究者にはたいせつだとあったが、磯辺先生曰く僕はいまその両方の狭間にありとても楽しいとあった。磯辺教授すげえなと感心させられた。

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追加でプラスティックんも話であるが、ミッシングプラスティックと呼ばれごみとなったプラスティックの総量すべての行き先が網羅されているわけではなく、かなりの量のプラの行方が実は分からなくなっているというのであり、研究者たちはその行方も現在必死で追いかけているとありそれにも恐ろしさを覚えた。

そのミッシングたちは現在なにか影響を及ぼしているのか。あるいは将来的に大きなツケとしてどのような影響を及ぼそうとしているのかを早急に知る必要があるとあった。
かの星進一先生の傑作短編の「お〜い!出てこ〜い」が引き合いに出されていて面白かった。こんな話だ。

ある日地球上に大きく深い穴ができた。そこにお〜いと呼びかけるものの返事がない。やがて人々はその穴に地上のごみを投げ込んで処分することを思い立ち実践を続けた結果、地球はきれいになった。
そしてそれからしばらくしたある日、空からなにか大量のものが落ちてきたという話である。

ミッシングプラスティックもそうならなきゃいいですねのまったんのひと言にまったく同じ思いを僕も抱いたものだった。
今日は朝からよい学問を得た。で、僕にできることといえばまあごみの投げ捨てはいっさいしていないので、自身ごみの分別を引き続ききっちりすることと、落ちているごみを看過しないことであろう。学問の第一歩は勇気!なんちゃって(*´ω`*)。

録画しておいたとっておきのドラマをようやく観終えた。正月はじめに録画したキムタク主演の「教場」の前後編である。

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警察学校に勤める隻眼鬼ロボ教官の冷徹無比の教育とそれに対峙する警察官志望者の候補生たちのガチンコの物語である。ドラマ観て久々に魂が震えた傑作であった。
それまでのキムタク像とはまったく違った新たな境地を彼は切り開き自分のものにした。

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失明したとある右目の撮影は特撮であろうかリアルでこれにも驚いた。
生徒役では大河であのエリカ様の代役に急きょ決まった川口春奈ちゃんが出ていて美貌を奮っていたが僕はもう三十路になりながらも若き生徒役に果敢に挑んだ大島優子ちゃんが可愛かったしかっこよかった。

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最後にちらと見せてくれた婦警のかっこう観て不覚にも軽く勃起してしまったよ(-_-;)♡。そして準主役だった生徒役の工藤阿須加くんが熱演であった。

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今年はまだ2月の始まりながら、このドラマがひょっとして今年を代表するベストドラマもしれないと思わせるくらいの出色の出来でした。キムタクさん、まことお見事でした。
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