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2019年10月21日05:35

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ニートな午前二時

今朝はいつもより一時間早く午前二時に目覚めたのはやはり昨夜のラグビー日本対南アフリカの試合結果が気になったからだ。昨夜は後半途中でチビともみに呼ばれ就寝したため試合すべてを観戦することが叶わなかったのである。後半途中で少し点差が開きなおかつ相手の重圧に押され気味であったためちょっと勝つのは難しいかと思っていたがやはり結果は大敗だった。

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前半は3対5なおかつボール支配率8割とたいへん善戦し4年前の勝利がまぐれではなかったことを証明できたと思う。なれどやはり相手は名にし負う南アフリカだけなことはあり、押され気味の前半ながら日本に対してかなりの重圧を与えていたのであろうやはり後半に日本を大きく突き崩し大差をつけその実力を見せつけた。先ほどニュースで南アのモールからのトライを見たがすごい重圧でありさすがである。

だが日本も8強に残りその強豪を瞬時脅かしたのであるからして負けたとはいえ胸を張って良いと思う。平尾さんがご存命であればきっと「ナイスプレイ!四年後に楽しみが先になった」とねぎらったことであろう。日本のラガーの皆さん。月並みですが僕らに心臓の鼓動をありがとうございました。そしておつかれさまでした。日本に誇りがまたひとつ。

早起きしたぶん録画しておいたこのドラマの第二回目を観た。

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生田斗真くん主演助演がお姉さん役の小池栄子ちゃんで主にこのふたりで物語が動いている生活系部分的脱力ドラマの「俺の話は長い」である。いい意味での日テレらしさに溢れておりムダの大切さを声高らかに謳っているスキマ産業的ドラマだ。

主人公の満(みつる)は大卒後喫茶店経営の起業をするも失敗し以後喫茶店経営の実家に寄生するニートである。それにキャリアウーマンの姉やその再婚相手の元ロッカーでいまは気弱なダメ会社員の夫や不登校の娘そして実家の主の美貌の母親などでちょっとした人生の機微を皆で紡ぎ合っており観ていてけっこうおもしろいのだ。

主人公の満が僕にはおもしろく、はて彼のどこがそんなにいいのかとふと考えたら分かった。彼はニートでもって昼夜入れ替わりの堕落人間でありせいぜい生産性のある仕儀といえば毎朝母親に丹精込めてコーヒーを一杯淹れてやるくらいのものであとはまあやはりダメ人間なので、僕は我が身と彼を比較してああなんぼかオレの方がマシではあるまいかと優越感に浸っているというただそれだけの下世話な事態なのである。

そして僕がなんだかこの非生産的かつ理屈っぽく世間に対してちょっと苦みを抱えて斜に構えている主人公がなんだか新元号令和の寅さんのようにも思えてしまうのだ。部分的に世捨て人な感じが大義であの寅さんと通底しているように感じるのである。

ニート。ひきこもりとはまたちょっと違っているこの呼び名であるが、ばかな僕にはちょっとだけひきこもりよりもオシャレに感じてしまいやはり部分的に自分と通じているのでどこかで親近感を覚えるのである。やっぱばかだわ、俺(´;ω;`)ウゥゥ。

このドラマは一時間にお話しを二本立てで構成しておりそこがまた肩ひじ張らずに観ることができちとゆるくて良い。このドラマ様子見の気まぐれで見始めたものの僕にはけっこう大当たりである。まあ視聴率はあまりとれるドラマではあるまいが、昨日中園ミホ先生っしゃっていた。ドラマの良さは視聴率とは関係ない、と。なれど中園先生は視聴率気になるのよ〜と笑っていておかしかったものだった。
とにかくひと言。あまり隣人に目くじら立ててはいけません。ニートでGO!ということのようです(*´Д`)。一曲。



それとは別に再放送で偶然見つけて録画しておいたNHKドキュメント「半グレ 反社会勢力の実像」を観た。

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観ていてそら恐ろしかった。ヤクザと違い実像をとらえづらくかつ民間人も巻き込むグレーな存在。そして特殊詐欺の元凶。嚆矢は80年代の暴走族ともありやはり奴らは時代が生んだモンスターなのだと思った。
姿かたちをアメーバのように常に変態しておりその点がヤクザより先進的なぶんはるかに怖い。むかしは善悪がはっきりしてたよね。西部警察とかあぶない刑事とかに出てくる悪党なんかみたいに。最近そういった垣根がないんだね。いやコワかったです(´;ω;`)ウッ…。

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