録画しておいた番組をひとつようやく観終えた。NHKの「ドラマ×マンガ お父さんと私の”シベリア抑留” 凍りの掌」である。またも戦争の過酷さに胸がふさがった。
漫画家おざわゆき先生がご実父のシベリア抑留体験の聞き取りを元に制作した漫画作品を題材に描いたドラマである。苛烈極める内容を淡々とした筆致で描かれておりそれがむしろリアルに感じられた。
氷点下30℃での凍える労働。貧弱な食餌を含めた非道な待遇。凍傷による手足の切断。死んだ仲間の全裸遺棄。目をおおいたくなる真実をまさに親子で描き残した大作だ。作品を生み出すまでの苦悩も描かれており見ごたえのあるドラマであった。
親娘を演じた木村多江ちゃんと古谷一行さんの抑制効いた演技も見事でした。
原作のおざわゆき先生はこの作品により大きな賞をふたつ同時受賞した遅咲きの作家であったとあり乾坤一擲を感じた。機会を得てこの作品全3巻を読みたいといます。
今朝がた見た夢は記憶に残った。変な夢だった。
どこでどう知り合ったか分からないが有閑妖艶なご婦人ふたりと僕と同齢くらいの男性と僕の4人で雀卓を囲むこととなり麻雀勝負を始めたのであるが、麻雀牌がなななんとお菓子のロッテパイの実なのであった。こんなんでは手牌を作れないではないかどうしようと悩んでいる間にも僕の周りの連中は次々に和了してしまい苦しい勝負とさせられた。
勝負の途中でティータイムとなり女性たちが淹れてくれた紅茶を飲むのであるがお茶請けのお菓子がなんと麻雀牌であり4人でそれらを食べ始めるに至りいったいこの勝負の決着はどうなるんだ?と悩んでいるうちに目が覚めた。
なんじゃありゃ?というなんだかマヌケな夢であった。
以前特に麻雀を覚えたての学生時代ときたらまるで勃起猿のオ〇ニーがごとく麻雀やりてえやりてえだったものだった。社会人になり時折会社上司や地元や関内飲み仲間と卓を囲んだりした。たいがい勝てなかったものでありヘタの横好きであった。
家内と出会ってつきあいだした頃からは麻雀を打つことが皆無となったのでもう17年ほど打っていないし今となっては麻雀にまったく興味がない。
昨夏麻雀ドラマ「天 天和通りの快男児」をたいへん楽しく観た際にはたまには麻雀もいいかなとちらと思ったものの往時の興奮まで至らずああしてドラマで夢物語を見るだけでもけっこう楽しいなと思ったりした。
学生時代に預けた麻雀漫画のべ百巻ほどは草野球の後輩に全部譲ってしまったものの、あのうちヒューマンドラマに傾倒していた名作もあったのであれだけは手元に置けばよかったと後悔する作品が数点あったがもう遅い。惜しいことしたと悔やんでいるがまあその程度だ。
十年弱前に一年間だけ勤めていた隣町の駐車場の誘導員の仕事では同僚に無類の麻雀好きというかキ〇ガイのおじさんがおり本人曰く麻雀遊びで家一軒半くらい雲散霧消の浪費をしたと言っておりすげえなと思った。かくも博奕は人を狂わせるものだとコワくなったものだった。
今朝の夢見でそんなこんなを思った。麻雀以外の博奕ではパチンコスロットくらいのものだった。競馬などの公営賭博には手を出さなかった。それでもけっこう散財したしあれだけ散財してようやく自身の博才のなさに気づいたものであり本当にマヌケであったと反省している。まあ家内や亡父のおかげで飢え死にしないくらいに生きておられて幸運である。もう麻雀は生涯することがないかと思う。あってもたまに今朝のような夢見だけであろう。
昨日の工作。ともみの指令から。
ぬいぐるみのわんわん用のプールを作ってそこにお船を浮かべろと言われたので作った。追加でテレビを作って「モンスターインク」を放送しろとなったので作った。
駄作なれど我ながらよく作ったものである。工作員にでもなるか。KGBからオファーが来るかもしれんしね。ないか(@_@)。
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