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2019年06月25日05:19

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沖縄の思い出

六月下旬も間もなく終わりの昨日、ふたつのドラマの最終回を観終えた。まずはこちら。歳の差恋愛の極北ドラマ「長閑(のどか)の庭」である。

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単なる「愛があれば歳の差なんて!」というものではなく、愛することの意味を問うた格調高いドラマであった。主演の橋本愛ちゃんがとても美しかった。彼女若い頃の松本伊代ちゃんにちょっと似ています。

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NHKならでのドラマ作りであった。男性主演の田中泯さんの心境はかがであったろうか。無頼の印象のある彼ならば今回の演技はちょっと恥ずかしかったのではなかったか。いずれ皆さん、素敵なドラマをありがとうございました。

そしてもひとつ観終えたのがこちら。TBSの日曜ドラマ「集団左遷!」である。

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このドラマ自体は大して面白いものではなかったものの常に愚直に全力疾走する福山雅治さんの姿をただ見たくて観続けていた次第である。最後まで正義を貫き悪を駆逐できてなによりでした。悪徳副頭取役の三上博史さんもお疲れ様でした。

一昨日は沖縄戦慰霊の日とニュースで知りかの戦争が終戦直前であったことを思い出した。沖縄戦とあるものの日本軍厳密には沖縄在住の義勇軍や挺身隊であろうか彼らの戦力など微々たるものであったようであるからして僕はこの戦争は米軍側の大虐殺ジェノサイドだと思っている。戦後も長きにわたり米軍統治に抑え込まれ在日米兵たちの乱暴に泣いたりと沖縄の方々の苦しみ悲しみ怒りはいかばかりであったかと思うと胸が塞がる。

一度だけであるが僕は沖縄に観光旅行で行った経験がある。会社支店勤務時代であり今から20年以上前のことである。支店独自の旅行のため遠方ながら僅か一泊二日というそれはもうデタラメの旅であったが結果満喫した。
旅程ではひめゆり平和記念資料館と平和記念公園の墓碑に訪れ英霊を悼んだ。
ひめゆりの展示資料で知る悲惨な戦争に驚き、語り部の老女の語りに涙した。あの時僕は初めて戦争の悲惨さを学び思い知らされ反戦非戦厭戦を強く思った。

続いて赴いた平和記念公園の墓碑を見てその数と墓碑銘の多さに圧倒された。その日は二月半ばであり二月といえど沖縄は暖かいと聞かされていたが氷雨が降りそぼりたいへん冷たく寒かった。うかつにも長袖Tシャツ一丁で沖縄入りしていた僕は凍えてしまいくまちゃんが来ていた革ジャンを借りて寒さを凌いだものだった。沖縄をナメて訪問した僕に天の洗礼があったのだと反省したものだった。

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そんな昼間の「勉強」を夜には忘れてしまい宴会ではしこたま飲んだ。会お開きの後幹事だった上司のSさんの手引きで街はずれの女郎街に行き中島ひろ子似のお姐さんを買って一発やってしまった。
翌日は豊見城に住む大学ゼミ同期のGくんを呼び出して半日観光ガイドを依頼してそこかしこに連れて行ってもらった。首里城に横浜ベイスターズがキャンプしている宜野湾を案内してもらった。ベイが本当にキャンプしており往時在籍中であった阿波野秀幸投手と偶然鉢合わせになったので写真をお願いしたところ不愛想ながら一緒のスナップに応じてくれた。あの写真はどこに行ったであろうか。

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公設市場の市民食堂でGくんと食事をした。沖縄料理は脂臭いばかりでダメだという人がたまにいるが、僕には美味しいスタミナ料理だった。あずきご飯というあずき豆の炊き込みご飯と赤飯の区別が僕にはつかなかった。
食後にみやげを買いたいと申し出た僕をGくんは地元のダイエーに連れて行ってくれた。観光店は高額なばかりなのでスーパーで買うのが経済的とGくんが教えてくれたのでみやげをつい買いすぎてしまった。帰浜後はみやげの大半を行きつけの居酒屋の飲み仲間に大放出したものだった。紅芋カステラの美味しいやつを安価で買えてGくんに感謝であった。

自分へのおみやげは観光地のひとつの洞窟の売店で偶然見つけた沖縄民謡のCD「仲田正江とでいご座一行」であった。CDがすり減るほど後に何度も聴いた。「安里屋ユンタ」が歌えるようになった。

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まあざっとそんなところであった。高校の修学旅行では広島の原爆ドームを拝見したはずであったものの当時不勉強かつ茫洋と生きていたオ〇ニー小僧の僕にはそれ見ただけでは戦争の悲惨さを理解できなかったものだった。もっとしかと観ておけばよかったと今でも反省している。

そうか沖縄戦は夏至の頃だったんだね。いちばん日の長い季節。終日米軍に攻撃されていたのであろうおぞましいことである、やはり戦争は避けたいと願うばかりだ。
今日の家内のお弁当がこちら。

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数日前の夕飯のおかずの残りのメカジキのフライを用いたかつ丼だ。うまそ〜。僕お昼何食べようか(*´Д`)。
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