mixiユーザー(id:14855706)

2020年11月28日23:26

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自己絶対視、過大評価の心理と解放する方法があります。

私達は正常でノーマルな倫理観だと自分の考えが間違えてないか揺らぎと葛藤の中で生きています。悩みにもちながりますけど、正常な心です。

それが自己絶対視すると他者をコントロールしようとする自己中心性(自分の価値観や概念を絶対視して違う意見は未熟であり、劣ってる、誤っていると決め付けてしまい、そのため、相手を導こうとする)になったり他者の注目・関心を集めようとする自己顕示性(演技性)が強くなり平凡ではない特別な存在であることを望み、本当は何ものでもないのに平均ではない偉大な存在であることを幻想する様になっていきます。

高い理想や自尊心を持っているので、望み通りの評価や承認を得られないと、不遇感を抱きます。良い評価をもらえないと、ウツ病になる危険性も秘めています。更に自己陶酔的な特権意識を持っており他者に特別扱いを期待したり要求しますが、その一方で、他者の感情や権利に対して配慮や共感をする、相手が感情や人格を持った生きた人間であるということや、他者の成功や幸福を認めることができない嫉妬深さと攻撃性にまでいったりする危険性があります。

他者に期待を裏切られたり、自尊心を傷つけられる軽蔑を受けたと解釈した場合の激烈な自己愛的憤怒と復讐感情は凄まじいものがあります。

表層的な自信過剰と余裕の背後で、本当の自分が無能で臆病であることが露見することへの不安を抱き外部の状況次第で、気分がハイになる高揚感と気分が落ち込む抑うつ感を繰り返す厄介な心理状況となってしまいます。

こうした心理を癒すのに視野が広がり、変わることを恐れる傾向がありますが性格というものは「変える」「直す」よりも「追加する」という認識によって生きていく上で、生まれ落ち育て上げられたままの性格で死ぬまで変化せずに貫ける人はよほど世の中と断絶していたか神の如き才能を持っていたかのどちらかしかありません。だからどうしようもなく世の中との関連性の中に生きている凡人の私達は、いつかは「変化の必要性」にぶちあたります。

この時に狭い価値観や一つの視点(思い込み)にとらわれ過ぎない事を知って、愛情を得られるように他者と相互的なかかわりを持つ。相談できる存在を身近に一人でも持つとノーマルな視野の広い人格に成長できます。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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