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2020年08月02日23:44

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肯定的に自分を考え強い心の土台を持つ子を育てる方法です

親の言動は思春期に及ぶまで子どもを追い込み壊す危険性があります。私自身、その被害者ではないかと自己カウンセリングをして思う事があります。私の家は母親のみか父親まで…逃げ場所が強すぎる両親の個性のためにありませんでしたが、幸い強すぎるDNAを受け継いだために壊れはしませんでしたが自信喪失気味な時期はありました。

親の追い込みの結果に「意欲の低下」があります。この意欲の低下=エネルギー切れを起こさせないようにするため、日常の親の態度が与えている影響に目を向ける必要があります。無意識でも、ある言葉や行動の積み重ねが、子どもを追い込んでしまうこともあります。

一般的に子どもの成績や行動の結果にばかり注目しがちになっていませんか。よくできた時に誉めるのは、もちろんいいことです。しかし、結果のみに執着し、うまくいかなかった時に責める、残念な顔をしてしまうそうした言葉や態度を続ければ、子どもは必死に言い訳を考えるようになり、心の中では、「期待通りにできない自分」に対し、罪悪感や自己嫌悪感を持ち否定的な思考パターンが形成されてしまいます。酷い場合は期待通りに育たなかったために虐待し子どもが引きこもったまま成長しネットで荒らしになりかねません。

努力しているプロセスを観察、評価することで、「頑張って乗り越えようとすることはOKなんだ」とインプットされます。結果、やり遂げようとする力が備わり、少々のことではへこたれない肯定的な思考パターンに育てる事が出来ます。

親が控えるべき態度に「兄弟姉妹やよその子と比べる」という問題があります。誰かと比べることは、子どもにとって気分のいいものではない上に、母親自身もイライラし、子育てに自信をなくし、行き詰まりを感じる原因にもなります。特に思春期の子どもは、他者との違いを強く意識し始め「他人にどう見られているのか」が気になる年頃です。この時期に誰かと比べて否定されると、劣等感を抱きやすくなります。酷い場合は美形の兄とそうでない自分を比べ兄と同タイプの人間を憎悪し「どうせ自分なんて」という自己否定の気持ちは、行動する意欲を低下させてしまい、不登校でも自分がなぜ学校に行きたくないのかがわからないという場合すら起こす可能性が高くなります。

自立しようとしている子どもに対し、親はどのように対処していけばよいのか。まず、しっかりと話を聴いてあげる事が重要です。「親」というと、どうしても何かを教えるという気持ちが強くなってしまいます。しかし、頭ごなしに言うと、子どもは黙るばかりで、親の思い通りにはなるものでもありません。

子どもの考えや行動に疑問を持ったら「あなたはそれでいいの」と断定的言葉でなく質問形式にし、子ども自身に考えさせたり、時には一緒に考えたりして、責任を持たせるようにしていきましょうか。そのためにまず、親の方から立ち位置を変え、視野を広げることが重要になってきますが自立心をもった心の土台がしっかりした、肯定的に自分を見れる思考の子へと子育ての道が開けます。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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