ある条件が揃うと、人は人に惹かれます。それは、相手に共感することで相手が自分と同じ側面を持っていることを知った時、人はその人に親近感を持ちその親近感が、恋愛感情を生み出す事が大きく影響します。相手を理解できたと感じるのは、その相手に近付いた証拠で、その近付いたという感覚は、恋愛感情になっていきます。
自分が好きなものを相手も好きだと分かったとき。また、その好きなものが少し珍しいものだったとき。そうした偶然が運命のようなものを感じさせます。そういった意味でも、やはり同じような嗜好の人に惹かれる傾向がありますし、そうそた結果、同じような性格の人を好きになります。
好きになるタイプは今、自分が求めているものをもっている相手なので穏やか、優しい、優柔不断、それらの要素は、自分自身が求めていたり、自分自身が持っている要素で一緒にいて気が楽なタイプを自然と選んでしまうのです。
自分と異なる特徴を持つ人(正反対の特徴を持つ人)を好きになりやすい人の心理ですが、現在の自分の不全感から真面目で今まで羽目を外したことのない勤勉な人が、自由奔放にやりたいように生きている遊び人風の人になぜか引かれたり、反対に自己中心的で他人の言うことなど余り聞かずに生きてきたような人が、他人にいつも配慮して思いやりの深い異性を好きになったりします。
控え目でいつも目立たない地味な人が、派手で自己顕示欲が強い目立ちたがり屋に引かれたり、気が弱くて自分の意見をはっきり言えないような人が、押し出しが強くて何でもずばずばと主張して堂々としているように見える人を好きになる事も多くあります。
つまり人を好きになるのは、もう一人の自分、或いは自分にない部分を求める心理から来るため自分が変わらない限り同じタイプを好きになってしまいます。
これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。
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